川津さんは以前からグラビアをやりたかったんだそうですね。

川津そうなんです。もともと大好きだったんです。コンビニや楽屋にグラビア誌があれば必ず見ていたし、週プレさんも毎週欠かさずチェックしていました。優乃（大原優乃）とか友達がグラビアをやるようになると、それを見る度、かわいいなぁ、自分もやれたらなって思っていました。

グラジャパ！の「春のキャンペーン」でリコメンドされているデジタル写真集『どうしたって好きになる』は、そんな川津さんの初グラビアをまとめたものなんですよね。

川津はい。人生初の沖縄で撮ったんですけど、本当に楽しかったです。いまもよくデジタル写真集を見返しますけどその時を思い出して、すごく幸せな気分になります。

初めてってことで、恥ずかしくはならなかった？

川津撮影前はフィッティングの時などなんとも思わなかったんですけど、最初のカットはやっぱり恥ずかしかったです（笑）。この中でいうと……（そばにあるタブレットを開いて見せる）、紺の水着の上にＴシャツを着て、プールサイドに寝そべっているのがそれなんですけど、顔がちょっと堅いですよね（笑）。でもその後はすぐ緊張もほぐれ、のびのびやれました。

今回はお気に入りカット３枚を選んで動画で解説していただきました。すぐ選べました？

川津いや、全部好きなんで、難しかったです（笑）。でも頑張って、特に好きな衣装のカットの中から選びました。是非、動画を見ていただければ。

グラビアが出たとき、周囲の反応はどうでした？

川津すごく好評でしたね。特に友達からは大人っぽくてよかったって声が多くて、ちょっと照れちゃいました。みんな、デジタル写真集もちゃんと買ってくれましたよ。

大原優乃さんは何か言ってました？

川津「見たよ、かわいい！」って（笑）。じつは私がグラビアを撮るのが決まったとき優乃に相談したんですよ。でアドバイスももらってたんで、喜んでくれてました。

どんなアドバイスを？

『どうしたって好きになる』
撮影／唐木貴央

川津表情は自分が思ってる以上にたくさん出した方がいいよとか。あとこの時のカメラマンさんは、優乃も撮ってもらったことがある方だったので、私からも「どんな感じの人？」「怖くない？」とか聞いたりもしましたね。

川津さんは『Ｓｅｖｅｎｔｅｅｎ』モデルとしても活動してましたけど、グラビアの楽しさは？

川津ファッションとは違って、カメラマンさんとの距離が近いことですね。コミュニケーションをとりながら撮影させてもらえるので、いろんな表情をつけやすいんです。目の開き方もちょっと変えただけで艶っぽく見えたり、無邪気に見えたり。そういうのが楽しいです。この時のカットも最初に見た時、それまで見たことのない自分がたくさん映っていたので、自分はこういう表情もできるんだなって嬉しく思いました。

ちなみに、このデジタル写真集のタイトル『どうしたって好きになる』はどう？

川津あはははは（いきなり爆笑）。これ、週プレに載った時のタイトルなんですけど、最初見たときびっくりしました。初めて感のあるタイトルになるのかなって思ってたんですけど、ちょっとラブリーすぎません？（笑）これはこれで素敵ですけどね。

最後にこれはみんなに聞いているんですが、川津さんは自分のデジタル写真集をどこで見て欲しいですか？

川津えー。どこかなぁ。やっぱり仕事や学校から帰った後、自分の部屋でゆっくり見て欲しいかな。週プレさんのデジタル写真集って、本誌のグラビアで使わなかったカットがいっぱい載ってるじゃないですか。なので見ながら撮影現場の雰囲気も想像して、一緒に楽しい気分になってもらえたら嬉しいですね

取材・文／大野智己
取材撮影／関根弘康