『ヌイグルマーZ』公開記念。中川翔子と武田梨奈がジャッキー・チェンをひたすら語る!

しょこたん(右)と武田梨奈ちゃんが『ヌイグルマーZ』の撮影ウラ話を語る!

大の特撮好き&ジャッキー映画好きのマルチメディアタレント・中川翔子と、日本を代表するアクション女優として活躍中の武田梨奈ちゃんが、1月25日全国公開の特撮映画『ヌイグルマーZ』で共演! 撮影の合間も繰り広げられた“ジャッキー談議”、ここで再びっ!

■中川翔子初主演映画撮影現場のウラ話!

―ジャッキートークの前に『ヌイグルマーZ』のお話から! 撮影現場は超過酷だったとか?

中川 そうですね、特に悪のゾンビ軍団と戦うシーンは大変でした。丸2日間スタジオにカン詰めで(CG合成用の)緑色の背景でビル街を想像しながら戦って。でも私的にはうれしすぎる初主演で毎日多幸感に包まれてました。私なんかより大変なのは梨奈ちゃんですよ! 体のラインがクッキリ見えるピチピチのボディスーツで激しいアクションしまくって!

武田 ピチピチすぎてひとりで着られず、4人がかりで約30分かけて着せてもらってました。スーツの下? 下着のみです(照)。

―大変な現場だったけど、かなり和気あいあいとしていたとか?

武田 井口昇監督が常に「お願いしま~す」ってオネエ口調で乙女化してたので、私たちも安心して女子会ムードに浸れたというか。

中川 そうそう。私が演じるダメ子をイジめる役(響子)の市道真央(いちみちまお)ちゃんとはマンガ『黒子のバスケ』話で盛り上がり、梨奈ちゃんとはジャッキー話で大盛り上がりで!

武田 ジャッキー話ができる女性と出会えて本当にうれしいです!

■ジャッキー映画の醍醐味はワクワク感

―では、おふたりのジャッキーとの出会いから教えてください!

中川 もともと中学生の頃からブルース・リーが好きで勝手にジャッキーを敵視してたんです。でも一応、敵のことも研究しなきゃと思って『酔拳』『酔拳2』と立て続けに観て土下座ッ! 「ジャッキー様、申し訳ありません」と!

武田 私も初めて観たのは保育園の頃で『酔拳2』でした。当時、家族で毎週1本映画を観る習慣があって、そのときに。弟と観て大興奮してマネしましたよ。その後、父と弟がジャッキーに憧れ空手を始め、その試合を見に行った私も感化されて空手を始めたんですよ。

―『酔拳2』のジャッキーはオッサンなのに青年役で、最終決戦では前作以上に爆発的な酔拳でもって敵を制すシーンが最高でした。

中川 はい。ヌンチャクみたいに動く足技を操るジョンに勝つべく、工業用アルコールを飲んで火を吹きながら突進&連打して倒す! その不屈の精神は観ていて血がたぎらずにいられないよね。

武田 本当に! 最初から強いのではなく、トレーニングを積むことで強くなる、完璧さよりもダサくてズル賢い部分もあるから親近感がわくし、観てて「頑張れ!」って応援したくなるんですよね。私もそういうアクション女優にならなければと勉強になります。

―いまさらですが、ジャッキーのアクションの魅力ってなんですか?

中川 己の保身よりも“ファンが観たいものを作る”姿勢ですね! 『プロジェクトA』で時計台からスタントなしで3回も落ちたり、『ポリスストーリー/香港国際警察』でデパート内のポール滑降とか、『ナイスガイ』ではトラックのタイヤに巻き込まれるアクションですよ? 観てるこっちが引くくらいの体当たりっぷりに誰もが引きつけられるんじゃないかな。

武田 痛い!怖い!だけじゃなく最高のワクワク感を与えてくれるところ。私、ジャッキー映画のなかで唯一、対戦相手に共感するのが『スパルタンX』のベニー・ユキーデなんですけど。彼は格闘家から役者になっていて、私も空手家から役者になってるから共感するし、お互い打撃がもろに入ってるリアリティが好きで。実際やるにはかなり高度な技術のカウンター回し蹴りとか、ジャッキーとユキーデだから実現できた緊張感ある衝撃の対決なんです!

中川 いや~、私は平成生まれの梨奈ちゃんがベニーに共感してることに衝撃ですけど! ジャッキーとユキーデ戦は『サイクロンZ』もものすごい死闘だよね~!

―武田さんは空手家としてジャッキーの動きを見て非常に勉強になる部分も多いのでは?

武田 すべて勉強になります。ジャッキーのアクションに総じて言えるのが大きな動きをして自分を大きく見せるとか、動きをより速く見せるための動きや独特のリズム感とか。特に『タキシード』では気弱なタクシー運転手役のジャッキーが特殊タキシードを着た途端に強くなる妙演がスゴい!

中川 あの動きができるのはジャッキーだからこそ。ズボンだけはいて下半身だけで戦う奇妙な足技には誰もが釘づけなハズ。苦手なダンスにトライしたおちゃめなジャッキーも見どころです!

―おふたりが一番好きなジャッキー映画ってなんですかね?

中川 やっぱ私は『酔拳2』だけど……男女のラブシーンには身構えちゃう私でも落ち着いて観られるラブロマンス『ゴージャス』もオススメ! イルカと戯れたりガラスの小瓶に手紙を入れて海に流すとか、昭和の少女マンガみたいな展開が大好きなんです。もちろんアクションもカッコいい! 最初は速攻で敵に倒されるジャッキーが、ヒロインに笑顔を教わると最強になるんです。ジャッキーが常々言ってる「スマイルが大事」ってメッセージをあらためて受け取れるすてきな映画です。梨奈ちゃんはどの映画が一番好き?

武田 やはり今の私は『スパルタンX』ですね。最近はジャッキー×ユキーデ戦だけ毎日のように観て気分を高めています。

中川 わかる~。私は『ポリスストーリー/香港国際警察』の主題歌を広東語で歌えるんだけど、去年は熱唱しながらカボチャを切ってたら勢い余って爪の上に包丁をのせちゃって。危うく大出血ですよ。皆さんもジャッキーの歌を熱唱するときは注意しましょう!

―みんな広東語で歌えないから大丈夫デス! 武田さんはジャッキーの歌なら何が好きですか?

武田 私は『WHO AM I?』の主題歌ですね。「♪ワッチャララ~!」って声出して歌うと元気が出ます! ライオンの赤ちゃんを抱っこしたときのジャッキーの無邪気な笑顔もすてきですし。

―あと、今でこそ世界のジャッキーですがハリウッドで成功するまでの紆余曲折(うよきょくせつ)も激アツです!

中川 ハリウッド進出の足がかりとなった『キャノンボール』は興行的には成功を収めましたけどジャッキーの出演時間は10分少々と脇役で。でもその15年後に出た『レッド・ブロンクス』で認められて『ラッシュアワー』でハリウッドスターの仲間入りして。アジア人がアクションで世界を制した瞬間を目撃できたのは本当に幸せなことでした。

武田 何回か挑戦して最後は勝つ。これぞジャッキー映画そのもの。まさにサクセスストーリーです!

―また、00年代は特にアクションを多用せず演技力が光る作品も多かったですが、ご感想は?

中川 『新宿インシデント』ではカンフーと笑顔を封印し、殺人や売春したりとダークで生々しい演技の新たな一面も見せてくれて。役者ジャッキーとして進化し続ける姿は素晴らしいです!

武田 近年のナンバーワンのジャッキー作品でいえば、万年弟子キャラからついに師匠役となった『ベスト・キッド』。私もあんなスパルタ特訓を受けてみたいです!

中川 そして待ちに待った最新作『ライジング・ドラゴン』はやはり奇跡のアクションでした! ファンの想像を超えた信じられない場所で戦ったり道具を使ったりと興奮の連続で!

―その『ライジング・ドラゴン』でついにアクション引退を表明したジャッキーにひと言!

中川 ジャッキーはファンの期待に必ず応える方。「また観たい」って声がある限り完全にはやめないはず。CMで共演させていただいたときも、アクションの予定はなかったのに、結局ジャッキーが仕切ってアクション監督&指導もすべてやってくれましたし!

武田 私はこれまでインタビューで「ジャッキーを目指す」と言ってたんですが、最近はいつかジャッキーを超える新時代をつくろうと思えるようになりました。いつかジャッキーとガチで戦う作品に出てボコボコにヤラレたい。師匠と弟子役もいいですね!

●中川翔子(なかがわ・しょうこ)1985年5月5日生まれ、東京都出身。著書『しょこたんの秘宝遊戯~映画貪欲大全~』(洋泉社)は1月24日発売決定★ 手作りのヌンチャクは映画の劇中でも使用!

●武田梨奈(たけだ・りな)1991年6月15日生まれ、神奈川県出身。10歳で空手道場に入門。月心会黒帯。主演映画『祖谷(いや)物語―おくのひと―』が2月15日公開決定

(取材・文/河合桃子 撮影/下城英悟)

■ふたりの特撮アクションに大注目!! 映画『ヌイグルマーZ』 1月25日より新宿バルト9ほか全国公開しょこたん演じるダメ子と、武田梨奈ちゃんによるヒーロー、ヌイグルマーが世界征服を企む悪党たちと大戦争! しょこたんのヌンチャクさばきと梨奈ちゃんの華麗な足技は必見!

■しょこたんも大絶賛! ブルーレイ版『酔拳』『蛇拳』BOXが発売中!『ドランクモンキー 酔拳』『スネーキーモンキー 蛇拳』製作35周年記念HDデジタル・リマスター版ブルーレイBOX【初回生産限定】7480円(税込) 好評発売中発売・販売元:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント「夢見たものはすべて買った」と寂しげに昔を語るジャッキーのインタビューや、上海に建設中のジャッキーのミュージアムをジャッキー自らが紹介するレア映像も!

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