SKE48高柳明音、卒業コンサートで見せた新たな不死鳥伝説

4月10日(土)、SKE48高柳明音(たかやなぎ・あかね)の卒業コンサート「SKE48 アリーナコンサート in 日本ガイシホール 私の兆し、皆の兆し ~あかねまちゅりだ!~」が愛知県・日本ガイシホールで行なわれ、およそ3500人のファンが集まった。高柳といえばメンバーきってのお祭り女、「あかねまちゅり」のタイトルどおり、歌って踊って大盛り上がりのコンサートとなった。

オープニング、白いドレスをまとった高柳がひとりで『愛の数』を歌いながら登場すると、会場のファンは白いペンライトでお出迎え。続く『兆し』で、全メンバーが手足を高く上げ行進しながら入場。会場は赤のペンライトに染まり、高柳が「行くぞー!」と声を出し、一気にボルテージを上げていく。さらに『恋のお縄』では同期の斉藤真木子が「あかねまちゅりだ! ちゅりちゅりちゅりちゅり!」と会場をあおる。コロナ対策でファンは発声できないが、サイリウムを全力で振りそれに応える。

有観客にこだわり、1年ほど待たされた卒業コンサート。「この景色が見たかった。ファンの方がいるからこそ、この景色が見られる」と会場に集まったファンに語りかけ、「伝えたいことを最後まで盛り込んだので、最後の1秒までついてきてください!」と訴えた。

パフォーマンス能力の高さでも、グループを引っ張ってきた高柳。『夜風の仕業』では野島樺乃、佐藤佳穂を従え、AKB48グループ歌唱力No.1決定戦で決勝大会に進んだ歌声を響かせる。続いて『今夜はJoin us!』をみんなの妹キャラ江籠裕奈とキュートに見せる。かと思えば、SKE48で最難関のダンス曲『ESCAPE』を若い8期生らとともに全力で踊る。さらに高柳ファンが一番愛する『クロス』は炎が上がる演出でカッコよく見せる。

ファンと共に戦ったAKB48選抜総選挙で手に入れた『ハロウィンナイト』、『#好きなんだ』などを次々に繰り出し、本編ラストはしっとりと『ラムネの飲み方』。今から10年前、総選挙で壇上から「私たちに公演をやらせてください!」と秋元康総合プロデューサーに直訴して手に入れた大切な曲だ。

アンコールでは松井玲奈が「ちゅりちゃんに会いに来たよー」とサプライズ登場! 卒業後は一度もSKEのライブに出ることがなかっただけに、会場のファンからはマスク越しのどよめきが広がった。1年前にやるはずだった高柳の卒業コンサートは仕事の都合で出れず、今回もギリギリの調整で参加できることになったそう。また、多忙のためリハーサルの時間はなく、本番の一発勝負だったことを明かした。

最後の曲に選んだのは『道はなぜ続くのか?』。涙で終わるかと思いきや、菩薩のようにほほ笑む彼女。「完璧なアイドルではなかったですけど、本当に悔いのない最高に幸せなアイドル人生でした。SKE48に出会えて幸せでした。こんなにニコニコ終わるって自分でも思ってなかったです。もっとワーってなるかなって思ったんですけど......。幸せだったんです。本当にありがとうございました!」と語り、鳥好きの高柳らしい羽の付いたゴンドラへ乗って天空へ羽ばたいていった。

そして残されたメンバーでしみじみと『卒業式の忘れ物』を歌い、コンサート終了。かと思いきや、上から「あかねまちゅり、まだまだ終わんないよ!」と高柳の声。メンバーもびっくりの復活劇! ゴンドラが再び地上へ戻り、全メンバーで『オキドキ』を熱唱。そして後輩たちに「これからもアイドル最高に楽しんでね!」と言い残し退場。およそ3時間の宴は終了した。

高柳といえば過去に何度も復活を見せる、不死鳥キャラとしてファンから愛された。卒業コンサートでもまさかの復活演出で、最後にまた新たな不死鳥伝説を見せてくれた。

コンサートの模様は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて、4月18日(日)23時59分までアーカイブ配信中。劇場での最終公演は4月27日(火)を予定。

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