『声優トモ写!』【伊達さゆり・荒井瑠里】第4回「今この瞬間、カメラに写っているるったんを見てるのは私しかいないんだ」

仲良しの声優2人がお互いを撮り合うデジタルフォトブック「声優トモ写!」(週プレ グラジャパ!で配信中)。このコラムでは、2人の関係性に迫ったインタビューから撮影のアイディア出しまで、フォトブックの制作過程をお送りします!!


今回は伊達さゆりさんと荒井瑠里さん回の最終回です。実際に写真を見ながら撮影を振り返ってもらいました。トモ写史上はじめて挑戦した、フィルムカメラでの写真の出来栄えはどうだったのか――!?


――撮影を振り返っていかがでしたか? 


伊達 やっぱりカメラマンさんってすごいなって思いました。普段は撮る側ではないので、るったんっていう素材をどう活かすかっていうので、自分に全責任があるんだっていうのを感じていました。


でも、その中で「今の良いな」って素人ながら思う瞬間があったり、撮影を通してるったんとの距離が近くなった感じがすごく楽しかったです。あとは、「今この瞬間、カメラに写っているるったんを見てるのは私しかいないんだ」っていう優越感に浸れたのがめちゃめちゃ楽しくて。なんかもう拝めて幸せでした(笑)。


荒井 撮る前は、明るくて可愛いさゆりんの魅力をストレートにお届けできればいいなっていう思いだったんですけど、撮りながらさゆりんの被写体としてのポテンシャルを感じました。コロコロ表情も変わるし、小道具の使い方も、私の想像している以上の魅力を見せてくれました。


光の使い方だったり、小道具とか背景で、かなり写真の印象が変わるんだなっていうのを実感して、プロのカメラマンさんのすごさが改めて実感できた撮影でした。


――今回は、一部フィルムカメラでの撮影にも挑戦してもらいましたけど、いかがでしたか?


荒井 今回は、私が昔やってたフルマニュアルではなくて、一部オートのデジタルでやらせていただいたんですけど、それでもやっぱりピントを合わせる難しさがあったし、1枚撮ったらその1枚分のフィルムにも刻まれちゃうので無駄にできない。だからこそ1枚に全てをかけるという想いでやりました。


今は現像されたものが手元にあるのですが、肉眼で見たら色鮮やかに感じたお花とかも若干くすんだ感じになってたり、デジタルには出せない味があって。さゆりんの透明感のあるお肌の感じも、より鮮明に出ているかなと。改めてフィルムカメラ良いなと思ったので、また再開しようかなって思いました。


伊達 私は人生で初めて、フィルムカメラで撮らせていただきました。レンズを覗いた時に見えている景色がデジタルと全然違くて、ピントを合わせるために自分の肉眼しか頼るものがないのがすごく難しかったですけど、現像するまでに「どんな写真が撮れたんだろう?」っていうワクワク感もありました。


スマホやデジタルでは表現できない、懐かしい感じの色が出てて、カメラにハマる方ってこういうのを見てハマっていったりするのかなと思いました。あと、るったんのカメラの使い方を見てたんですけど、全ての動きが速くて。決断が速いというか。こういうところに差が出るんだなっていうのにびっくりしました(笑)。



――おふたりのお気に入りシーンはありますか?


荒井 寝転んでいるさゆりんを私が跨(また)いで上から撮るという衝撃の撮影方法をした写真がありまして、私たちの距離感だからこそ出来た撮影方法なんじゃないかなと。撮ってる時さゆりんが照れちゃうんですよ。そこがもうすごく可愛くて! もしかしたら私にしか撮れない一枚が撮れたんじゃないかという自負があります。


あともう1つ、さゆりんが髪の毛とかメイクを直してる風にしてるのを、私が鏡越しに敢えて写り込んで撮った写真があるんですけど、カメラマンも写って良いっていうのが新しくて。もちろんメインの被写体はさゆりんですけど、私という人物も写ってるから、どういう構図で撮ったらバランスよく写真として写るのか、すごい難しかったです。


色々考えながら撮ったんですけど、私もカメラマンとして顔を出せるからこそ撮れる、ちょっと面白い写真が出来上がったんじゃないかなと思います。ぜひそういったところにも注目して見ていただけると楽しいかもしれません。


伊達 私は今回、白のお衣装と黒のお衣装で、真逆なるったんを見せたいなって思っていたんです。先に白のお衣装を撮影させていただいて、るったんの黒髪の儚さを全開に撮らせていただきました。


その後に黒の女王様っぽい上から目線な感じを撮りたかったんですけど、スタジオにシャンデリアがあって雫みたいな飾りが付いていたので、私がこう脚立に登って、上からるったんの瞳に合わせて雫を涙みたいな感じに見せたいなと考えまして。


「人前では泣かないけど、ちょっと心に闇抱えてます」みたいな感じで撮りたくてこだわって時間をかけて撮らせてもらいました。るったんがすましたお顔してくれて、それがさらに「心では本当はちょっと寂しくて泣いてます」みたいなイメージで撮れて満足です。



――最後にファンの方にメッセージをお願いします。


伊達 まずはるったんを撮らせていただいて本当にありがとうございました。すごく嬉しくて、もう何度も言ってきてるんですけど、素材が良すぎるるったんを、どうやってそのままお届けできるかっていうのが重要で。カメラも素人なので不安だった部分もあったんですけど、るったんと撮影を進めていくうちに、お話だったりとか、カメラの使い方を教えてくれたりとか、私の要望に対してもすごく親切に時間をかけて、ずっと優しく笑顔でやっていただけてすごく安心しました。


今回写真を選ばせていただいてたんですけど、まだまだ「もっとこうできたのになぁ」みたいなのがあったんですけど、今の写真の説明だったり、どうして今回こういう衣装にしたのかみたいな裏話を読んでいて、どんな写真なのかすごく気になっていると思うので、発売されたら是非隅々まで見ていただきたいです。


映ってるかは分からないんですけど、もしアップの写真が使われていたら、(瞳の中に)私が写ってるかどうかというのを教えてもらえたら嬉しいです。「撮ってるのは私です」というアピールをしたいなと思っていますので、皆さんぜひ楽しみにしていてください。ありがとうございました。


荒井 全部ほんとに楽しくて、こんなお仕事があっていいのかって思いました(笑)。さゆりんと一緒にやっていてすごく楽しいなって思いながらやらせてもらったんですけど、やっぱりそれがさゆりんの魅力なのかなっていう風に感じました。


だからこそ「皆さんが応援しているさゆりんを私が撮るんだ…!」というプレッシャーもありましたが、私自身も楽しみながら撮影が出来ました。私が被写体として写っている方も、さゆりんだからこそ、私をすごく素敵に撮ってくれたなって思います。さゆりんも言っていたんですけど、ぜひ隅々まで見ていただけると、「こんなところに荒井が撮っている証拠がある!」みたいな発見があるかもしれないですし、私としてもわざとそういう要素を盛り込んだりもしたので、ぜひじっくり見ていただけると嬉しいです。長く愛される写真集でありますように祈っております。皆さんありがとうございました!



フォトブックは、9月発売を予定しております! 発売された際には、このインタビューを読み返しながら隅々までフォトブックをお楽しみください!



伊達 さゆり(Sayuri DATE)

所属:Apollo Bay

誕生日:9月30日

特技:よさこい

趣味:歌を歌うこと

<主な出演作>

『ラブライブ!スーパースター!!』(澁谷かのん)

『共闘ことばRPG コトダマン』(コーシュ)

『ブラウンダスト』(新傭兵カエデ)

『アーケードゲーム「英傑大戦」』(池田せん)

『アサルトリリィ Last Bullet』(石塚藤乃)

『なすなかにしのゲームキングダム』(BS11)

『あらあらかしこ』(仙台放送)

『結女放課後放送局リエラジ!』(ラブライブ!公式YouTubeチャンネル)

『伊達さゆりの 伊達にラジオやってません!!!』(文化放送 超!A&G+)

『伊達さゆりのあと8cmは伸ばせます!』(ニコニコチャンネルプラス)


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荒井 瑠里(Ruri ARAI)

所属:Apollo Bay

誕生日:2月5日

特技:ダンス歴22年(ヒップホップ11年、クラシックバレエ10年、モダンバレエ、ジャズファンク)、写真

趣味:カフェ巡り、読書

<主な出演作>

『絆のアリル』(ヒメナ)

『デュエル・マスターズWIN』(ケリー)

『コクドル!』(四ノ森葵央)

『SELECTION PROJECT』(今鵜凪咲)

『最響カミズモード!』(テンテン)

メディアミックスプロジェクト『ライブレボルト』(白石まどか)

『荒井瑠里の相棒はギャル』(ONE TO ONE)


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