2021年5月27日 取材・文/鈴木大貴 コーディネート/古平伊織(DRILL★STAR) 撮影/皆藤健治
仲良しの声優2人がお互いを撮り合うデジタルフォトブック「声優トモ写!」。このコラムでは、2人の関係性に迫ったインタビューから撮影のアイディア出しまで、フォトブックの制作過程を全4回に渡りお送りします!!
今回は撮影直前の五十嵐さんと野水さんに、衣装選びについてや撮影への意気込みをお聞きしました!!
――撮影衣装はどのように決めましたか?
五十嵐 インスタで見た普段着ないようなお店の気になっていたやつを買ってみたのと、普段着ているものを合わせてみました。
野水 私はよく着ているところの服で、ちょっとパジャマっぽくラフな感じにしたいなと思ったら完全にパジャマになってしまったので、下はスカートにしました。
五十嵐 もう1着の衣装もかわいかったよ。
野水 あとで着ようと思ってる。
五十嵐 今回、何年ぶりかっていうくらいにラフォーレ(原宿)に行きましたね。『HEIHEI』を見に行って。
野水 『HEIHEI』かわいいよね。リメイク系というか。
五十嵐 そうそう、ジャージワンピみたいなやつ。
野水 チェックと合わせて、下がスウェットとチェックの切り替えしワンピースみたいな。
五十嵐 レトロな感じなので、下北沢に合うかなと思いました。
――おたがいの衣装を見てどうですか?
五十嵐 さっき話していた衣装もだけど、今着ているのもかわいい!
野水 ふふふ(笑)。
五十嵐 黒じゃないって思って。
野水 いつもモードっぽい服ばかり着てるから、ちょっと色味をかわいい風にして、クマちゃんとかもついてて。
五十嵐 上にも袋がついてたっけ。
野水 これ、この付いてる袋に服が入るの。ギフトにして渡せるっていうパッカブルパジャマシャツっていう名前なんだ。『doublet』っていうメンズのブランドなんですけど、かわいくて気になってたんです。
五十嵐 そういう服をどうやって上手く着たらいいのかわからなかったけど、「そんな風に着ればいいんだ」って思った。
野水 これでセットアップにすると菅田将暉さんみたいな男性がやっている感じになりがちだから、ちょっと外してみました。
五十嵐 うんうん、女子ならではの着方!
野水 五十嵐氏の恰好は毎回かわいいと思うし、今日の衣装もすごいかわいい。いつもいいなって思って、私も『HEIHEI』かわいいなと思うんだけど似合うビジョンがなくて。
五十嵐 でも、これ黒もあるよ。
野水 そうなんだ。
五十嵐 黒白でチェックもなくて。この前インスタで小山百代ちゃんが同じ服を着ている写真あげてたから、思わずDMで「色違い持ってるんだけど!」って連絡とって(笑)。『HEIHEI』着やすいのもあるから好きなんだけど、普段行かないから店員さんと上手く会話できない。
野水 ラフォーレB1Fあたりはね。あの階に通う時期がありました。ゴシックとか。
五十嵐 ロリータとか。通いました、10代の頃に。
野水 いつのまにかB1Fじゃなく1Fの『MADSTORE UNDERCOVER』とかに行くようになって。
五十嵐 『FURFUR』とか。
野水 B1Fは通った道だよね。『h.NAOTO』とか通いましたね。
五十嵐 声優さんとコラボして、とかあったね。
野水 イメージとして、今は『KINGLYMASK』とかにその名残を感じる。声優さんコラボとかしていて。
五十嵐 黒歴史とまでは言わないですけど、好きでしたね、黒ロリ。
野水 今の五十嵐氏からイメージないもんね。今回、ロリータを着せてガッツリ撮るっていうのも楽しいよねって話も実はしてたけど、一式揃えると莫大な金額がかかるから現実的じゃないよねって。
五十嵐 そうなんだよね。普段着るところもないし。
野水 安いもので揃えるとどうしてもコスプレ感でちゃうしね。
――今回、下北沢を舞台にどんな写真が撮りたいですか?
五十嵐 日常感。
野水 服とか選んでるみたいな?
野水 ファンの方が普段見られないような、一緒に買い物に来た感じのものとか。
五十嵐 そうだね、動きがある感じの。あと、野水さんと共通の知り合いから「野水さん、カッコいい写真が多いからかわいい野水さんを撮ってくれ」って言われているので、かわいい野水さん、笑顔の野水さんを撮れたらいいですね。
野水 恥ずかしいなあ(笑)。ぎこちなくなっちゃいそう。五十嵐氏は、日常感以外にこういうところで撮りたい、みたいのある?
五十嵐 バンドのアー写みたいなやつ(笑)。
野水 カッコいいやつも撮りたいね。
五十嵐 いつもは撮られる側だから、あんまり撮る側の気持ちってわからないよね。
野水 でもきっと一緒にいたら「あ、今!」っていう瞬間あるんだろうな。
五十嵐 そうだね。「こうして」みたいな指示も出したりとか。
野水 「もうちょっと手をここに」みたいな。
五十嵐 そうそう。
野水 「もうちょっと甘えた感じで」とか、頑張って言ってみる。……なんか恥ずかしくなってきた(笑)。
五十嵐 手探りだけど、やってみよう。今回撮影で行く場所とかお店とか、興味はあってもわざわざ調べて足を運ぶっていうのが本当にできない人なので、いろいろ行けてラッキーって思っています。
――今回は野水さんが自らロケハンもしてくださって。
五十嵐 野水さんが撮ってきてくれた写真が普通にいい写真でした。
野水 やった! マネージャーさんも下北沢に詳しかったので、いいところがあればと思って。でも、下北ってその辺を歩いているところを撮っても画になりそうな感じがあって、ロケハンしながらだんだんわからなくなったりもしました(笑)。
――最後に、撮影に向けての意気込みをお願いします。
五十嵐 とにかくオシャレに撮りたいですし、オシャレに撮られたい。ただ、それだけです。
野水 カッコいいな、一言が(笑)。私も普段みんなが見たことのない五十嵐氏の表情を引き出したいと思います。撮られるほうは、五十嵐氏に身をゆだねようと思います!
下北沢を舞台に、2人のやりたいことが詰まったフォトブックはどんな仕上がりになったのか。次回は、完成したフォトブックを見ながら撮影を振り返ります。お楽しみに!!
*第4回は、6月3日(木)配信予定です
ヘアメイク/町田恭子
五十嵐 裕美(Hiromi IGARASHI)
所属:マウスプロモーション
誕生日:1986年12月13日
出身地:北海道
趣味・特技:スキー・水泳・ボーリング
<主な出演作>
「ワールドウィッチーズ」(エディータ・ロスマン)
「ハイスクール・フリート」(ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク)
「オーバーロード」(ユリ・アルファ)
「BEATLESS」(スノウドロップ)
「アイドルマスター シンデレラガールズ」(双葉杏)
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野水 伊織(Iori NOMIZU)
所属:プロダクション・エース
誕生日:1985年10月18日
出身地:北海道
趣味:映画鑑賞(オールジャンル・特にホラー映画、年間200本前後)、映画フィギュア・グッズ収集、ホラー漫画収集、ホラーコスプレ
特技:執筆、作詞
<主な出演作>
「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」(竹乃内 菜々/ナナ)
「デート・ア・ライブ」シリーズ(四糸乃)
「初恋モンスター」(深谷雪)
「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」(黒ウサギ)
「艦隊これくしょん -艦これ-」(翔鶴・瑞鶴、他)
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