『初グラビア物語~My First Gravure Story~』第42回後編 股下86cm&100cmIカップのグラドル・桜井木穂が語るグラビアへの想い「『こんなカワイイ撮影、私がしていいんですか?』って」

『週刊プレイボーイ』に登場するタレント、女優、アイドルなど、各分野で活躍する女性たち。彼女たちの記念すべき「初グラビア」にフォーカスし、撮影にまつわるエピソードや当時の想いを綴る連載シリーズが『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。


今回は100cmのIカップバストと股下86cmという奇跡のボディを持つグラビアアイドルとして活躍し、最近は女優、タレントとしても活動する桜井木穂さんの後編。


2019年にデビューし、彼女の故郷・北海道で1メートルの積雪があることから、“豪雪バスト”のキャッチフレーズとともに撮影会やDVDで話題に。『別冊ヤングチャンピオン』2020年11月号(10月6日発売)で堂々グラビアデビューを飾った彼女。


今回は週刊プレイボーイの初登場(2021年29号/7月5日発売)、2回目(2021年51号/12月6日発売)、各グラビアの撮影エピソードから、彼女のグラビアに対する思いまでを聞きました。



週刊プレイボーイ2021年51号(撮影/佐藤裕之)より


ーー桜井さんは『週刊プレイボーイ』(2021年29号/7月5日発売)に初登場します。その撮影にあたって、なんと約10kgもダイエットしたそうですね。


桜井 はい。その前の年、『別冊ヤングチャンピオン』さんで掲載していただいた初グラビア撮影の時(2020年11月号/10月6日発売)、「絶対に痩せるぞ!」って決意をして、ずっと頑張りました! 毎日20km歩き、糖質制限など食事にも気をつかって。


ーー聞いたところでは、撮影は5月頃だったとか。半年余りもしっかり力を入れたと。


桜井 はい。なんとか週プレさんに出たくて。あとそれまで編集部には4回顔見せに行っているんですけど、いつも編集さんに「もう少し痩せたほうがいいのでは?」と指摘されていたんです。それも大きなモチベーションになりましたね。




ーー撮り下ろしが決まった時の心境は?


桜井 マネージャーさんからLINEが来たんですけど、泣いちゃいました。まだ理想には遠いけど、頑張った甲斐があったなって。大袈裟でなく人生で一番嬉しかったです(笑)。


ーーその週プレ初登場は前編の冒頭でも少し紹介した通り、桜井さんの素朴な人柄を思わせる、じつに初々しいグラビアでした。ただ「初登場」とは思えないほど肌を多く露出していますね。抵抗はなかったですか?


桜井 いやまったく。念願の週プレさんの撮影ですし、ダイエットのおかげでスタイルに少しは自信が生まれたし。それにDVDではちょっと攻めた撮影もしていましたから。


ただグラビアの撮影にまだ慣れてなかったのと、やっぱり……ここまでやったのに「撮らなきゃよかった」と思われたらどうしようって不安があって。緊張はずっとしていました。


ーー好評でしたが、内心そんなに不安だったとは。特に気に入っているカットは?


桜井 扇風機に向かって、笑顔を向けているカットです。アイドルのグラビアでたまにそういうのがあるじゃないですか。私、ずっとアイドル好きだったんですけど、まさか自分が同じような写真を撮っていただけるとは思ってなくて。スタッフさんに「こんなカワイイ撮影、私がしていいんですか?」って聞いちゃいました(笑)。



週刊プレイボーイ2021年29号(撮影/西條彰仁)より


ーーきっとみんな返答に困ったと思いますよ(笑)。本誌はご自身で買いに行きました?


桜井 もちろん! 発売日にコンビニに出かけて、思わずニヤついた後、何冊も買っちゃいました。当時、部屋をシェアしていた友達とその家族にお願いしてアンケートを書いてもらいました(笑)。


ーーご家族の反応は?


桜井 お母さんは「超カワイイ!」と言ってくれました。高校の寮生活で激太りしたのが、かなりショックだったみたいで(笑)。それもあって喜んでくれたんでしょうね。


ーーもともと家出同然で上京したわけでしょう。すぐに応援してくれるようになったんですか?


桜井 いえ。グラビアの仕事に反対どころか「勘当する!」とまで言われました。私も「絶対に雑誌に載るくらい有名になるから!」とだけ言い続けるだけで、ほとんど連絡を絶っていて。でも『別冊ヤングチャンピオン』さんに次いで週プレさんに出たことで、徐々に理解してくれるようになりました。いまは応援してくれてます。


ーーその後は多くの雑誌の表紙やグラビアを飾るように。『週刊プレイボーイ』は初登場から半年後の2021年51号(12月6日発売)に再登場しました。


桜井 正直なところ、2回目があるとは思ってなかったです。1回目はあっても、再登場してないコって多いじゃないですか。私の周りにもいるし。でもありがたいことにまたお話をいただいて。話を聞いた時は思わず大声を出して驚いちゃいました。




ーー2回目のタイトルは『日常と誘惑』(アザーカットで構成したデジタル写真集が配信中)。初登場時と比べ、より大人っぽい仕上がりに。


桜井 撮り下ろしも増えてきたこともあり緊張もせず、むしろ肩の力を抜いた自然体の状態で撮影に臨みました。笑顔も少なく、しっとりしていて、自分の中では最もお気に入りのグラビアです。ちなみにこの時の撮影をしてくださったカメラマンの佐藤裕之さんには、昨年発売されたファースト写真集『うたかたの』(徳間書店刊)を撮っていただいたんですけど、この撮影がきっかけです。すごく波長が会うんですよ。


ーー特に目を奪われるのはスタイルの良さ。見事なバストは変わらずウエストはくびれ、脚もスラリとしてより仕上がっています。


桜井 やっぱりスタッフさんをがっかりさせたくないので前回以上に頑張りました。ウォーキングマシンを買って、雨でも歩けるようにしたり、歩く距離を増やしたり。あと食事制限をよりストイックにしたり。自分でもだいぶ納得のいくスタイルになりましたね。


ーー多数の雑誌に出るようになったことで、意識が高くなったんですかね。好きなカットは?


桜井 ランジェリーを着た全身のカットです。青のレースがすごくキレイなのと、スタイルよく撮っていただけたのが嬉しかったです。このカット、Yahoo!の画像ランキングで1位になったんです。自分のグラビアがそんなに注目されるなんて思わなかったので、めちゃくちゃ感激しましたね。



週刊プレイボーイ2021年51号(撮影/佐藤裕之)より


ーーこのグラビアと同時に週プレに掲載されたインタビューで「今年はたくさんのグラビアに出させてもらったんですが、私にしてはできすぎていますし、そろそろ限界なんじゃないかって」と語っていましたよね。控えめすぎません?


桜井 う~ん(笑)。今もそうなんですけど、どうしてもマイナス面ばかり見ちゃうんです。あがってきた雑誌を見ても、もう少し頬の丸みをおさえたいなとか、ウエストの脂肪を落としたほうがいいかなとか。


自分にそこまで自信が持てないというか。先のことを考えると決して調子に乗れないんです。きっと性格なんでしょうね。


ーー桜井さんが思う、グラビアの面白さは?


桜井 やっぱり自分を見つめられることですよね。撮影する時はいつもそうなんですけど、常に第三者の視点で自分を眺めているんです。カメラマンさんが求めている表現に対して、しっかり応えられているか、編集さんが求めているスタイルに自分の体を仕上げているか。


自分に何ができて、何ができていないのかがグラビアを通じてすごくよくわかるから、いつももっと成長しようという気持ちになるというか。それが面白いです。


ーーこの先、撮ってみたいグラビアはあります?


桜井 雪景色での撮影です。たまにやってるグラビアを見かけますけど、私、北海道出身なのにまだないんです。特に地元のオホーツクで挑戦できたら嬉しいですね。


ーー雪景色って寒いですけど大丈夫ですか? しかもオホーツクって、冬はマイナス20度くらいにもなる極寒地じゃないですか!


桜井 息をしているだけで鼻や口の中が痛くなりますね。でも長年寒い中で生きてきたし、グラビアは決して「全裸」ではないじゃないですか(笑)。この間もマイナス20度の中、セーラー服姿で映像の撮影をしてきましたし、平気だと思います、多分。


ーー最後にこれはみなさんに聞きますが、桜井さんは初グラビアを見返したりしますか?


桜井 します! 初グラビアに限らず、たまに自分が写っている雑誌を一斉に見ることがあるんです。ちょっと元気がない時が多いのかな。グラビアの中の自分はいつだって一所懸命なんですよ。ページをめくりながら、その時以上に頑張ろうって元気をもらうんですよね。




●桜井木穂(さくらい・きほ)

1998年5月31日生まれ 北海道出身

身長163cm B102 W58 H88

○5月20日(金)放送のNHK北海道発地域ドラマ『春の翼』(NHK総合 北海道ブロック、19:30~)に出演。

公式Twitter【@kiho_sakurai】

公式YouTubeチャンネル『桜井木穂ちゃんねる』



【デジタル限定】桜井木穂写真集「日常と誘惑」撮影/佐藤裕之 価格/¥880(税込)

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