『初グラビア物語~My First Gravure Story~』第56回後編 元『Popteen』モデル・古田愛理が語る初グラビアの記憶「グラビアの楽しさは甘やかしてくれることです(笑)」

『週刊プレイボーイ』に登場するタレント、女優、アイドルなど、各分野で活躍する女性たち。彼女たちの記念すべき「初グラビア」にフォーカスし、撮影にまつわるエピソードや当時の想いを綴る本シリーズ、今回は元『Popteen』モデル・古田愛理さんの後編です。

 

古田さんは2017年、中学校3年生の時、東京ガールズコレクションがプロデュースするスター発掘オーディション「TOKYO GIRLS AUDITION 2017」を経てデビュー。


『Popteen』専属モデルを務める傍ら、2018年『週刊ヤングジャンプ』の「制コレ2018」のオーディションに応募し、2018年30号で初グラビアを披露。『週刊プレイボーイ』では2019年35号に初登場、その初々しい姿が大反響を呼び、2023年11月現在で通算8回登場しています。


今回は週プレのグラビアのこと、グラビアに至ったエピソードなどを聞きました。 


 

『週刊プレイボーイ』2023年5号(撮影/東京祐)より


ーー『週刊プレイボーイ』初登場グラビアのお話の続きです。撮影では緊張しました?


古田 最初の1ポーズ目はドキドキしました。でもそれ以上はなかったかな。それ以前にヤングジャンプさんで制コレ18でのソロ撮影をしていたので、それで十分に慣れましたし。


ーーすぐに慣れたんですね。


古田 それに私、スタッフさんのことをあらかじめマネージャーさんにどんな方か聞いたり、インスタグラムなどで予習して現場に入るんです。で、「◯◯がお好きなんですか?」とか聞いたり、コミュニケーションをとるというか。そのほうが緊張しないですみますから。


ーーすごい! それは自発的にやっていたんですか?


古田 そうですね。もともと大人の方とお話しするのが好きっていうのもありましたけど。週プレさんの初めてのグラビアの時も、先にカメラマンさんと打ち解けてから撮影したのでスムーズだったと思います。


ーーつくづく感心しちゃいます。その後、古田さんは週プレに8回ほど、登場していただいています。特に印象に残っている撮影はあります?


古田 全部残っているんですけど、そうですねぇ~(バックナンバーを見ながら)。この「永遠彼女」というグラビア(『週刊プレイボーイ』2023年5号・撮影/東京祐)は特に印象的だったかな。


この時、人生で初めての沖縄県・宮古島ロケだったんです。撮影前からずっと楽しみにしていたんですけど、当日は朝からものすごい大雨が降っちゃって(苦笑)。で、わざわざここまで来て残念だな~なんて思っていたら雨が上がり、そのうち晴れてくれて! みんなからよく言われるんですけど私、「晴れ女」なんですよ。いつも以上に嬉しい気分で撮影しました。


 

『週刊プレイボーイ』2023年5号(撮影/東京祐)より


あと、印象に残っているグラビアといえば、やっぱり一番直近のグラビアですね。


ーー2023年43&44合併号に掲載された「愛に包まれて」(撮影/大辻隆弘)ですね。聞いた話では、この撮影では古田さん自身が打ち合わせから参加したとか。どういう心境の変化で?


  

『週刊プレイボーイ』2023年43&44合併号(撮影/大辻隆弘)より


古田 今年の3月にファースト写真集『体感温度』(KADOKAWA刊・撮影/熊木優)を出したんですけど、制作にあたって撮影内容を考えたり、衣装をリクエストしたり、あと写真のセレクトとかたくさん自分でやったんです。そうしたら撮影がそれまで以上に面白くなってきて。


そこで、こちらから「一緒にやらせてください」と編集部にお願いしました。その上で、いま自分がやってみたいこと、週プレさんが求めていることなどを、カメラマンさん、スタイリストさん、編集さん方と話し合って、内容を詰めていきました。


ーー全体的にカラフルで洗練されたグラビアになりましたよね。


古田 男女問わずにかわいいと思ってもらえる内容にしたかったんですよね。普段からスマホのフォルダに自分がかわいいと思っている写真を入れているので、それを皆さんに見ていただき、参考にしてもらいました。中でもたくさんのクッションに包まれているシーンは自分が提案したカット。色合いもいいし、ものすごく気に入っています。

 

『週刊プレイボーイ』2023年43&44合併号(撮影/大辻隆弘)より


ーー中にはランジェリーを着たカットもありますね。


古田 それも自分から提案しました。ランジェリーは写真集のときに初めて挑戦したんですけど、着ることで水着姿とは違った、大人っぽい雰囲気が出せるんだなと思って。こちらもオシャレな感じに撮ってもらえて気に入っています。いや、この時のグラビアはこれがとかではなく、すべてが大好きです(笑)。


ーー最初はグラビアに対してそこまで前向きじゃなかったとお話しされてましたけど、それにしたって「大好き」なんて言葉が出るとは! 古田さん自身、グラビアでここは成長したなと思う部分はあります?


古田 表情の作り方とかポージングなど、昔よりできるようになったなと思います。最初の頃は何もわからず、本当に手探りでしたから。あとは体型かな。最近はトレーニングをしたり、自炊をしたりとカラダ作りを意識しています。特に「愛に包まれて」の時なんて、打ち合わせに参加させていただいた以上、しっかりした姿を見せなきゃと気合いが入りました。頑張りすぎて、当日は少しフラフラになったけど(笑)。


ーー古田さん自身はグラビアの何が楽しいですか?


古田 やっぱり素の自分を撮ってもらえることですね。あとはスタッフさん方を独り占めして、甘やかしてくれること(笑)。私のためにキレイなところへ連れていってくれたり、可愛い衣装を用意してもらったりとか最高じゃないですか。もちろんそんな風にしていただける、関係者の皆さんにはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。


 


ーーこれまでいろいろな撮影をしていると思いますけど、今後、撮ってみたいグラビアはありますか?


古田 私、週プレさんのグラビアでは、“夏のグラビア”というか、“青い空と太陽の下で楽しくはしゃぐ!”みたいな内容のものが多いんですよ。だから逆に“冬のグラビア”を撮ってみたいです。元気いっぱいな感じでなく、ほっと温まるようなものというか。それこそ雪山で水着姿を撮るなんてのも面白いかも。


ーー雪山は寒いですよ~。本当に大丈夫(笑)?


古田 う~ん。それじゃあ、雪山では衣装カットを撮って、室内で水着を撮るとか。あるいは雪のかまくらに入って撮るのもいいかも。どちらにしてもお手柔らかに(笑)。四季を感じさせるグラビアはまた新しい自分を見せられるだろうし、いろいろ挑戦してみたいです。


ーー最後の質問なんですが、古田さんはヤングジャンプさんで撮影された初グラビアを見返すことはありますか?


古田 う~ん。当時のオフショットを写真フォルダーに入れてあるので、それはたまに見返したりしますけど、そのものはないかな。見てもその度に、カタいなとか、もう少し体型なんとかならないかなとかいろいろと考えてしまうかも。


ーーもしいま、やり直せるとしたら、初グラビアをどう撮ります?


古田 いや、撮り直さないでいいですよ(笑)。今見たらちょっと物足りない自分だとしても、自分に違いはないですし、これはこの時だけのもの。今となっては愛おしくて仕方ないですね。


●古田愛理(ふるた・あいり)

2002年6月30日生まれ 岐阜県出身 身長162㎝

○ティーンファッション誌の専属モデルを5年間務め、現在は女優として活躍中。ファースト写真集『体感温度』(KADOKAWA)が発売中!

公式X(旧Twitter)【@Airi1146】

公式Instagram【@airi_furuta】

公式YouTube『古田愛理 Airi Furuta』


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