『初グラビア物語~My First Gravure Story~』第41回前編 二刀流グラドル・東雲うみが語る初グラビアの記憶「母と祖母の胸がGカップなんで自分もいけるかなって(笑)」

『週刊プレイボーイ』に登場するタレント、女優、アイドルなど、各分野で活躍する女性たち。彼女たちの記念すべき「初グラビア」にフォーカスし、撮影にまつわるエピソードや当時の想いを綴る連載シリーズが『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。


今回はGカップの美巨乳と100cmの美巨尻を武器に“二刀流グラドル”として活躍し、現在登録者85万超のYouTuberとしても大人気の東雲うみさんの前編。


東雲さんは2020年1月に本格グラビアデビュー。その見事なスタイルとあどけなさの残る顔立ちでたちまち注目を集め、『週刊ポスト』2020年11月27日/12月4日号で尻職人・倉持由香のプロデュースで初グラビアを披露し、初のデジタル写真集『ヒップリッ!』を発売。


『週刊プレイボーイ』では2020年18号にコスチュームの企画ページで初登場し、2021年12号でグラビアを披露する。


今回はそんな東雲さんに芸能界を目指した経緯から初グラビアに至るまでのエピソードを聞いた。


『週刊プレイボーイ』2023年5号(撮影/Takeo Dec.)


ーー今年の週プレの5号に掲載された『メガネ女子の誘惑』(アザーカットを収録した同名タイトルのデジタル写真集が発売中)。撮影で使われたメガネは私物だそうで、東雲さんの素が垣間見れてなんだかドキドキしちゃいました。


東雲 ありがとうございます。私、すごく目が悪いうえにドライアイなのでプライベートや家でYouTubeを撮影している時はいつもメガネをかけているんです。メガネをかけた撮影はいつもよりリラックスできますね。


ーー真面目な文化系女子風なのに、露出度の高い衣装を着て抜群のスタイルを大胆に見せつける。そのギャップがたまらないです。


東雲 うふふふ。メガネにポニーテールのオタクっぽいイメージと挑発的なイメージを同居させたというか。


この時は多くのカットで好きな人が目の前にいるつもりでカメラを見ているんです。どちらのイメージで見てもいいので、ドキドキしてくれたら嬉しいです。


ーー東雲さんは小学生の頃から本を読むのが大好きだったとか。目が悪いのはそのせい?


東雲 それだけではないですけど(笑)、確かに本はよく読みました。小・中学校時代はアガサ・クリスティ、星新一を入口にミステリーとSFに夢中で、高校からは太宰治や遠藤周作のような純文学にハマって。


読書のおかげか「現代文」が得意で、学年1位を取ったこともあります。国語の先生になるのが夢でした。



ーータレントさんの多くは幼い頃から芸能界志望の方も多いですけど、教職志望は珍しい。学校ではどんなタイプでした?


東雲 地味目でした。ハブられてはいなかったけど、ひとりでいることが多く、周りから“変人”って言われてました(笑)。周りのテンションと合わないんです。でもやりたいことは目一杯やっていましたよ。


中高時代は弓道に励む一方、友達を集めて大道芸の部活を作り、バルーンアートをやって地域のお祭りに出たりとか。大学ではいろんなサークルに入りつつ、イギリスにホームステイしたり、あとNGOの団体みたいなのに入って、フィリピンの貧民街で1ヶ月ほど寝泊まりしたこともあります。


ーー行動力、ありますね。


東雲 あると思います(きっぱり)。好奇心の赴くまま、なんでもやってみたくなっちゃうんです。


ーー中学の頃にはアイドルにもハマったとか。


東雲 当時、ニコニコ動画を延々観ていたんです。そうしたら「°Cーute」の岡井千聖ちゃんの「踊ってみた」を見て、大好きになっちゃって。そこからハロプロにハマっていきました(笑)。握手会にもしょっちゅう行ってましたよ。


ーー学校にアイドル趣味をシェアできる友達は?


東雲 いなかったです。布教しようとしたけど、一緒にイベントに行くまでにはならなくて。仕方ないので高校の頃、ハロヲタのSNSアカウントを作り、そこで仲良くなった女の子とイベントに通ってました。


そのうちハロプロ以外のアイドルにも興味を持ち、さらに沼っていきました。グラビアの存在を知ったのも中学の頃です。女性の美しいカラダ見たさに雑誌を読み漁るようになったんですけど、それに共感してくれる友達も学校にはいなかったです。


ーー“変人”と呼ばれたのもわかる気がします(笑)。芸能界に入ったきっかけは?


東雲 大学3年の時、カメラマンのオタク友達に誘われて撮影を一緒にしたんです。そうしたら撮影だけでなく、衣装やロケ地を考えたり、作品そのものを作り上げていくのが楽しかったんですね。


それで自らカメラマンを募り撮影しては、SNSにあげるようになりました。


それが1年くらい続いた頃、いまの事務所にスカウトされたんです。経験のつもりでやってみるかって入所を決めました。



ーーグラビアは事務所に勧められて?


東雲 何をやりたいかの話になって、歌って踊るは考えられなかったし、顔と体型を考えたらモデルでもない。女優も興味ない。


ただグラビアは昔から好きだったので、じゃあグラビアかなと。それで撮影会モデルを始めました。


ーーグラビアが好きでも、自分がやるのはまた別でしょう。不安はなかったんですか?


東雲 母と祖母の胸がGカップなんですよ。自分もまぁまぁ大きかったので、いけるかなって(笑)。


ーー当時から胸が大きかったんですね。


東雲 Fはあったのかな。ずっと女子校だったので、平均より大きいかなくらいの意識でしたね。でも学校ではめちゃくちゃ揉まれましたよ。「おはようタッチ」とか容赦なかったし(笑)。


ーー実際にイベントとかで水着になって、恥ずかしさは?


東雲 なかったです。「可愛い」って褒めてくれるし(笑)、撮っていただいて嬉しかったです。


あと現場にはグラビアアイドルが何人もいて、みんないろんなポーズをキメているのを見て、プロのグラビアアイドルってすごいなって感動しましたね。


ただ就職が決まってたし、その時はそれを本業にしようとは思いませんでしたけど。


ーー就職は第一志望の会社だったんですよね。


東雲 はい。営業職をやってました。もともと、自分の好きなものを勧めて喜んでもらうのが好きだったので、絶対、営業をやりたくて。休む間も惜しんで働いていましたね。


営業成績1位をとったこともあるし、名刺交換率は同期の中で1位でした。で、空いている土日で撮影会に出るみたいな。ただ半年経った頃、頻繁に平日にロケに行けないか?って話が事務所から来るようになったんです。悩みましたが、仕事を辞めました。


ーーやりたい仕事をやって、しかも順調だったんでしょう。なぜ?


東雲 営業の仕事って自分が全責任を負うものじゃないというか。どんなに頑張っても、会社の都合でこうしないとダメだとかあるじゃないですか。それで何度も悔しい想いをしたんです。


だったら、自分が全責任を負える仕事はできないかと段々考えるようになって芸能のお仕事を選びました。芸能は商品が自分。すべての結果が100%自分次第ですから。


ーーでも、芸能の仕事は収入が不確定。不安はなかったんですか? それに親だって心配するでしょ。


東雲 なかったです。どこかに自分は大丈夫だって自信がなぜかあったんですよね。もちろん親には猛反対され、一時は縁を切られそうにもなりました。でも私がやりたいことをやり切ることはわかってくれていたし、いまは全面的に応援してくれています。


ーーそして2020年1月にはDVDデビュー。その頃になると撮影会は常に満員でチケットも即完売になりました。『週刊プレイボーイ』には2020年18号の「推しが〇〇にきがえたら」というコスチューム企画に登場していただきましたね。



東雲 懐かしい! 恐らくこれが初めての雑誌出演だと思います。当時、私は動物モチーフの水着が好きで、SNSで写真をよくアップしていたんです。それをこのページの担当さんが見てキャスティングしてくれたんです。


昔から雑誌が好きで、グラビアアイドルになると決めた時、「雑誌に載る」「雑誌の表紙になる」を目標にしていたんです。しかも週プレさんですからね。もう!感激しました。


ーーそして約半年後の『週刊ポスト』2020年11月27日・12月4日号で、グラビアアイドルの先輩、尻職人こと倉持由香さん監修で初グラビアが掲載され、同時に初のデジタル写真集『ヒップリッ!』も発売されました。


東雲 ポストさんで「美尻グラドル総選挙2020」が開催され、エントリーしたらグランプリを受賞したんです! その副賞で撮り下ろしてもらいました。


ーー自信のある胸ではなくて、お尻だったんですね。


東雲 ずっと自分のお尻に注目することはなかったんです。普通に生活してたら、鏡の前で振り返り、自分のお尻を見るなんてしないじゃないですか(笑)。


でもDVDが何作か発売され、お尻がいいと評判になったんです。それならもっとキレイにしようとジムに通い始めているうち、お尻のサイズは100cmになり、胸とお尻の二刀流だと言われるようになりました。


自分でもやっとお尻にも自信を持てるようになった頃、このグラビアでそのお尻がしっかり評価されて。嬉しくてたまらなかったですね。ようやくグラビアアイドルとしてのスタートを切ったぞって気持ちになりました。



●東雲うみ(Umi SHINONOME)

1996年9月26日生まれ 埼玉県出身

身長162㎝ B90 W59 H100

○Gカップバスト、100㎝ヒップの二刀流グラドルとして活躍中! ガンプラを制作するYouTubeがバズり、登録者数は80万人以上!

公式Twitter【@sinonome_umi】

公式Instagram【@umi_portrait】

公式YouTubeチャンネル『うみちゃんねる』


【特典ムービー収録】東雲うみ写真集「メガネ女子の誘惑」撮影/Takeo Dec. 価格/1980円(税込)

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