『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』第97回"ショートカットの超新星"桑島海空(みく)さんと女子トーク!(後編)「『昔好きだったコに似てる』ってよく言われます(笑)」

グラビアライター・とり&グラジャパ!スタッフ・金髪りさのグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女やデジタル写真集を女子目線で語るコラム。今回は、"ショートカットの超新星"桑島海空さんと女子トーク。後編ではプライベートの過ごし方から恋愛の話まで聞いちゃいます!


小学生の頃は腰につくくらいロングヘアでした


とり “ショートカットの超新星”と言われている桑島さんですが、髪はずっと短いんですか?


桑島 高校生の頃、鎖骨くらいまで伸びている時期はありました。事務所に入ってから、またショートにしたくなって勝手にバッサリ切っちゃったんですけど、わりと好評だったので今もショートを貫いています。“超新星”だなんて恐れ多いですが、そう言っていただけるのは素直にうれしいですね!


金髪 「またショートにしたくなって」って、それ以前も短かった時期があったんですか?


桑島 中学生の頃ですね。規律が厳しめのバスケ部に所属していて。暗黙の了解で、部の伝統としてショートにしなきゃいけなかったんです。何なら小学生の頃は、腰につくくらいロングだったんですよ! 実は最近も、一瞬だけエクステをつけてロングヘア気分を味わっていました。まぁ、圧倒的にショートカットが楽ですけどね。われながら似合っていると思いますし(笑)。


金髪 うんうん、めちゃくちゃ似合ってますよ。かわいい〜!


+Special『Eternal Summer』(撮影/青山裕企)より。“ショートカットの超新星”!


とり バスケ部だったのはイメージ通りかもしれないです。小柄とはいえ活発な感じがしますもん、桑島さんって。


桑島 本当ですか? 常にスタメンに選ばれるような部員ではなかったんですけどね。顧問の先生にも言われましたが、私はプレーで引っ張るというより、みんなの聞き役になって部の雰囲気を和ませるポジションだったみたいです。


金髪 みたいって(笑)。要するにムードメーカーだったんですね!


桑島 多分、どんな人にも合わせられるタイプなんだと思います。バスケ部には元気で明るいコがたくさんいたものの、私は常にハイテンションってわけでもなかったですし。休み時間は自分の席で寝ていたり、本を読んだりしていることもしばしばありました。深く寝過ぎたあまり移動教室に遅れて、先生が「あれ、桑島は?」って、授業が始まってから友達が起こしに来るパターンも何度もありましたね(笑)。


とり 甘えんぼうな一面もあると(笑)。まぁでも、クラスの誰とでも分け隔てなく仲良くできそうな性格ですよね。よく笑うし素直だし、コミュニケーション上手だけど嫌味な感じが全くないし。学生時代の桑島さんの様子が何となくイメージできた気がします。ちなみに、今プライベートでハマっていることは?


 


桑島 映画観賞ですかね。ハリウッド系の映画が好きなパパと、サスペンス系の映画が好きなママの影響で、子どもの頃から海外映画をよく見ていたんです。友達と映画を見に行く予定が毎月あるくらい、映画は大好きですね。


金髪 最近はどんな映画を?


桑島 是枝(裕和)監督と脚本家の坂元裕二さんがタッグを組んだ『怪物』が面白かったです。あ、でも『クレヨンしんちゃん(しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司)』も良かったな〜。


金髪 海外映画だけじゃなく、邦画やアニメ映画も見るんですね。


桑島 見ますね。家族で見るのは圧倒的に海外作品が多いですけど。邦画の場合は、映画を見た後に原作の小説を読んで答え合わせをするのに密かにハマっています。それからアニメは、映画に限らずあえて王道じゃない作品を見るようにしていて。最近、絵柄に惹かれて『Sonny Boy -サニーボーイ-』というアニメを見たんですけど、めっちゃ面白かったです!


金髪 へぇ〜、どういうアニメなんですか?


桑島 中学生たちの夏休みを描いた作品なんですけど、学校に集まっていた主人公と36人のクラスメイトが学校ごと異世界に漂流してしまうんです。学園モノに見えて、登場人物の学生それぞれに超能力があるなど、かなりSFチックなんですよ。しかも私のパパがイラストレーターの江口寿史さんの大ファンで。偶然、『Sonny Boy』のキャラクター原案を担当されているのも江口さんだったんです。親子だなーって思いました(笑)。


とり ジャンルレスにいろんな作品を見ていらっしゃるんですね。今まさにお芝居を勉強中ってことですけど、女優さんへの夢は、その映画好きが関係しているんですか?


桑島 それもそうなんですけど、いちばんは小学生の頃に見たドラマ『明日、ママがいない』の影響が大きいです。私、主演の芦田愛菜ちゃんと同い年なんですよ。家でドラマを見ていたら、お兄ちゃんから「愛菜ちゃんみたいに“泣く演技”やってみなよ」なんて無茶振りをされて、どれだけ頑張っても泣けなくて、それが悔しくて……。そこから少しずつお芝居に興味を持ったような気がします。


金髪 確かに。愛菜ちゃん世代のコは影響受けちゃいそうですよね。自分と比べちゃうっていうか。


桑島 『マルモのおきて』も見ていましたし、当時は愛菜ちゃん以外にも同世代の天才子役がたくさん活躍されていましたから。あ、これは余談なんですけど、私、子どもの頃に近所のスーパーで鈴木福くんを見かけたことがあるんですよ。お菓子コーナーへ行ったら、スゴく見覚えのある男のコがいて「あ、福くんだ! 本当にいるんだ!」って。話しかけることはできなかったけど、私が初めてお会いした芸能人は、実は鈴木福くんなんです(笑)。


好きなタイプは『ときめきトゥナイト』の真壁俊くんです!


とり 週プレに掲載されている桑島さんのグラビアには「昔好きだったコに似ている」とか「懐かしい」とか、そういった言葉がよく並べられていますよね。実際、ファンの人から「昔好きだったコに似てる」って言われたりします?


桑島 よく言われますね(笑)。自分で意識していることじゃないので、どこが似ているのかはサッパリですが。よろこんで良いんですよね?


とり 素朴さが懐かしい印象を与えているんじゃないですかね。これは私が学生時代だった頃の話ですけど、女子とも男子とも仲良しで、うまく間を取り持ってくれる女のコがクラスに一人はいた記憶があるんですよね。なんでか分からないけど、そういうコはだいたいショートカットでした(笑)。少年っぽい雰囲気があるから、男子的にも接しやすい感じがするんじゃないかなー。


金髪 まぁ、褒め言葉で言っているのは確かですけど、みんな、思い出を美化しすぎですよね。桑島さんほどかわいいコなんて、そんじょそこらにいるわけがないんだから!


とり 女子グラを担当している編集のOさんも「初めて付き合った彼女が桑島さんみたいな雰囲気のコだった」と言っていました(笑)。桑島さんのお父さんくらいの年齢だと思うんですけど。


桑島 えっ、そうなんだ! ハハハ。


金髪 ほら〜。多分、桑島さんのグラビアを見た全おじさんがそう言うと思うよ!


 

+Special『Eternal Summer』(撮影/青山裕企)より。みなさんの初恋の女のコに似てますか……?


とり ちなみに、桑島さんお好きなタイプなんてお聞きしても良いですか?


桑島 もちろんです! インタビューでそういう話を聞かれるの初めてだから、ドキドキするなー。


金髪 初めてなんだ(笑)。


桑島 私、ちょっと不器用な人が好きなんですよね。料理が苦手とか、愛情表現がうまくできないとか。何だろう。普段は好きな気持ちを相手に素直に伝えられない性格の男性が不意打ちでニカッて笑うと、めっちゃかわいく感じるんです。うわっ、やられたーっ! って(笑)。


とり あ〜、何となく分かるかも(笑)。


金髪 漫画のキャラクターで例えると誰ですか?


桑島 ま、漫画のキャラクターですか!? うーん。あっ、私『ときめきトゥナイト』っていう漫画が大好きで……


金髪 えっ、古くない!?


桑島 ママの影響で子どもの頃から読んでたんです。そこに出てくる真壁俊くんという男のコのことがスゴく好きで。不器用っていうか、ぶっきらぼうっていうか。わりと真顔の描写が多いんですけど、急に優しくなったり、ふとした瞬間の笑顔がかわいかったり、本当に素敵な男のコなんです!


金髪 めっちゃテンションあがってる(笑)。


桑島 エヘヘ。


とり そんな不器用ボーイとデートするなら? っていうか、そういうぶきっちょさんの場合、女のコ側からデートプランを提案してあげないとダメかもですね。


桑島 そうなんですよね。でも、私は誘ってほしい側だから。そういう不器用な方に誘ってもらえたら勝ちだな! って思います。まぁ、なかなか誘ってくれないですよね……(しょんぼり)。


とり 妄想で落ち込まないでください!


桑島 まぁ、私はお出かけするなら映画館かカフェに行くことが多いから、デートでもそういうところが良いかも。お互い気を使わずに、いろいろお話ができたら良いなーって思います。


とり でも映画館デートだったら、感想や考察で意見の食い違いが発端で喧嘩になるかもしれないですよ。映画好きのお相手ならなおのこと。


桑島 アハハ、確かに。私、感想譲らない派なので。


金髪 譲らない派!? ずーっと喋ってるってこと?


桑島 はい(笑)。ひとつの作品に対して思うことがたくさんあるから、友達と映画に行った帰りは、ノンストップでバンバン感想を話しちゃいます。それに対して「いや、違うよ」とか言われても「いやいや、絶対こうだよ」って言い返すんです。友達も、私が今演技レッスンを受けているのを知っているから「まぁ、海空が言うならそうなのかなー」って、最終的には折れてくれるんですよね(笑)。


とり 友達間では、桑島さんの言葉には説得力があるんですね(笑)。


桑島 みたいです。私の考察がすべて正しいとは思ってないですけどね! そうそう。私、来年で20歳になるんですけど、友達と映画を見ながらお酒を飲むのも楽しそうだなーって、今ちょっとした憧れがあるんですよね。大人になるのが待ち遠しいです。


 

■桑島海空(Miku KUWAJIMA)

2004年7月1日生まれ

東京都出身 身長150㎝

趣味=ハリウッド作品など海外映画を見ること

特技=TikTok、絵を描くこと

○無加工でも美少女と話題のインフルエンサーでTikTokのフォロワー数は40万人を超える。

Acting Space×オフィスリコ×ISAWO BOOKSTORE公演『獄窓の雪-帝銀事件-』が11月2日(木)~ 15日(水)に東京・すみだパークシアター倉(錦糸町)にて上演予定。

公式Instagram【@me_1480mm】

公式Twitter(旧Twitter)【@m_mk71】

公式TikTok【@miku_ _ _2004】


『Eternal Summer』

撮影/青山裕企

+Specialにて配信中


金髪りさ

1992年生まれ、兵庫県出身。

元週プレ酒場店員で200人を超えるグラドルを担当した。

趣味/ホラー映画鑑賞

Xアカウント【@sutekiend】


とり

1997年生まれ、兵庫県出身。

妄想を得意とするグラビアライター。

趣味/散歩、レコード収集

Xアカウント【@seikatsu_tori】

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