『声優トモ写!』【伊達さゆり・荒井瑠里】第1回「“この子を守りたい”と思って、そこで一気に距離が近づいた感じがします。」

仲良しの声優2人がお互いを撮り合うデジタルフォトブック「声優トモ写!」(週プレ グラジャパ!で配信中)。このコラムでは、2人の関係性に迫ったインタビューから撮影のアイディア出しまで、フォトブックの制作過程をお送りします!!


今回からは、伊達さゆりさん、荒井瑠里さんが登場! インタビュー前の写真撮影からお互いを「可愛い」と言い合う仲の良さが印象的な2人。まずは、彼女たちがどんな関係性なのかお話を伺ってみました。



――まずは、お2人の関係性を簡単に教えてください。


荒井 事務所が一緒というところが始まりではあるんですけど、出演作品が一緒とかはなくて。私が個人的にさゆりんを深く知るきっかけになったのは、事務所の交流会の時にさゆりんとお話しする機会があって、そこで自分との共通点が見つかったりして、勝手に心の距離が近くなった気がします。



――共通点というと、性格的なものとかですか?


荒井 そうですね。あとはお仕事に対する考え方ですね。ひとつひとつのお仕事への向き合い方であったり、ライブなどでステージに立つ時は、来てくださった方にどう見せたいだとか、そういった話がすごい共感できるなって思ったところがあったので、そこで個人的にもっと親密になりたいなと思って……。


伊達 親密!?


荒井 (笑)。


伊達 事務所の交流会の時は席が隣だったので、私がその時思っていたこととか、「こういう時ってどうしたらいいの?」ということを先輩である“るったん”(荒井さん)に聞いてみたんです。そうしたらご自身の経験談と共に答えがすぐいただけて。私は自分の目の前にあることへ向き合うのに必死だったんですけど、るったんはそれを経験されて乗り越えてきてる方だなと思って、そこで尊敬っていう想いが芽生えたんです。私は直接見てはいないけど、裏で努力されてる姿が浮かんでくるきっかけだったので、尊敬の気持ちがすごく大きいです。


荒井 嬉しい! さゆりんが包み隠さず、自分の本心とかお仕事に対するスタンスとかを真っすぐに伝えてくれたから、私も「この子を守りたい」と思って、そこで一気に距離が近づいた感じがします。


伊達 守りたい(笑)。


※伊達さん撮影


――そんな2人がお互いの写真を撮り合うという今回の企画を聞いたときの気持ちを聞かせてください。


伊達 私はマネージャーさんからの連絡で知って。荒井瑠里さんと私というのを見て「どうして?」って思っちゃいました(笑)。表に出ていないところだと2人でお話はしていたけど、表に出ている部分ではあまり関わってなかったので、めちゃくちゃ嬉しいけど理由を知りたいっていうのが、最初の本心でした。


――実は、マネージャーさんの推薦です(笑)。


伊達 そうだったんですね!嬉しい。


荒井 私は、「私でいいのかな?」という気持ちもありつつ、実は大学時代に写真部だったんです。一眼レフは中3の頃から使っていたので、カメラ歴で言うと何気に10年以上はやってたりします。


伊達 うわっ、すごい。


荒井 “歴だけは”って感じではあるですけどね(笑)元々トモ写さんがどういう企画かは分かっていたので、さゆりんのファンの方にどうしたら喜んでいただけるかなと、気合を入れて綿密なプランを組んできました。


※荒井さん撮影


――この企画は、カメラ経験ある人の方が気負いがちなんですよね(笑)。


荒井 そうですよね(笑)ここでやらなきゃいつやるんだっていう気持ちではあります。


伊達 私は、緊張しすぎてそこまで頭が回ってなかったです(笑)。


――今回せっかく集英社に来てもらったので漫画の話も聞いてみようかなと思うんですが、これまで自分の人生に影響を与えたような漫画とかありますか? 


伊達 私、『りぼん』をちっちゃい頃から読んでいて。友達が読んでいたのをきっかけに小学生の5年生ぐらいから読み始めたんですけど、中でも『なないろ革命』という作品がすごく好きでした。それこそ恋愛系のお話とか、ちょっと怖いお話とか、青春っぽいのも全部その漫画で知って、その漫画から教えてもらったことはやっぱり大きかったです。あと、本当に自己満ですけど、漫画で女の子が喋っているところを自分で読みながら声を当ててみたりしていました。


荒井 私もやってた!


伊達 本当ですか? そういう声優ごっこみたいなことをやってまして、それが今のお仕事に繋がるとか全くその当時は考えていなかったんですけど、ただ好きで絵の女の子をになりたいって思って声を当ててました。


――この漫画が今のお仕事にも繋がったみたいな感じですね。


伊達 そうですね。声を当てるっていうのは色んな作品でやってたんですけど、『なないろ革命』に出てくる女の子2人を演じ分けるのが好きで、よくやっていた覚えがあります。


荒井 私はこの業界に入る前は、実は漫画をそんなに読んだことがなくて。業界に入ってからは原作チェックなどで漫画を読むようになったんです。それまでアニメを見てすごく面白かったから原作を読むっていうパターンはあったんですけど、読んでた漫画がアニメになるっていう経験を初めてしたのが『約束のネバーランド』でした。トモ写にも出ていた堀内まり菜ちゃんにおすすめされて読み始めたのがきっかけだったんですけど、「こんなにも面白い漫画があるのか」と衝撃を受けましたね!


それまでは、動画の方が理解しやすい部分があったのでアニメが好きだったんですけど、『約束のネバーランド』は漫画というか絵としてすごく心に入ってくるところがあったのでハマってしまったんです。漫画を全巻読破したのも初めてだったと思います。私は利害とか色々考えてしまって行動する部分もあるので、主人公のエマちゃんのどんなに辛くて過酷な環境でも「仲間を守りたい」という一心で、まっすぐ突き進む大切さみたいなのもすごく教わりました。そういった意味では、人生観にも関わってくる漫画だったのかなと思ってます。


伊達 素敵な感想。


荒井 大好きな漫画がアニメ化するってなった時の「エマやノーマン達に声がついてる!動いてる!」っていう興奮とかも初めて教えてもらいました。“好きな漫画がアニメ化される”となった時はこんな気持ちなんだっていうのもそこで初めて体験したので、いろんなことを教えてくれた漫画だなって思ってます。



――この感想、編集部の人たちに聞かせてあげたいですね(笑)。最後にフォトブック制作に向けての意気込みを教えてください。


伊達 私は、るったんを優しく傷つけないように小動物のように扱わせていただきたいなと思っています。こういうるったんを見てみたいという私の欲望を叶えるテーマを考えているので、激カワなるったんをどの角度からでも攻めていけるように、るったんファンから「伊達ちゃんありがとう」って言ってもらえるうように、そういう写真を撮らせていただければなと思っています。あと、これをきっかけに、るったんとよりお話できたり仲良くなれたらなと思います。


荒井 私は、初めてさゆりんを生で見た時に「こんなに透明感がある女の子がいるんだ」っていうのがすごく衝撃的で、その元々持ってる透明感をそのまま写真にできるように頑張りたいです。あとはさゆりんがテーマとか衣装に合わせて雰囲気を変えられる子だなっていうのも普段見ていて思うので、そういったさゆりんの魅力も私がレンズを通して皆さんに伝えられるよう本気を出します。プロデューサーとしてもカメラマン荒井としても頑張らせていただきたいと思いますので、応援していただけると嬉しいです。



お互いの魅力を引き出すべく、気合の入ってるふたり! 次回はテーマについて詳しく聞いていきます! お楽しみに!


伊達 さゆり(Sayuri DATE)

所属:Apollo Bay

誕生日:9月30日

特技:よさこい

趣味:歌を歌うこと

<主な出演作>

『ラブライブ!スーパースター!!』(澁谷かのん)

『共闘ことばRPG コトダマン』(コーシュ)

『ブラウンダスト』(新傭兵カエデ)

『アーケードゲーム「英傑大戦」』(池田せん)

『アサルトリリィ Last Bullet』(石塚藤乃)

『なすなかにしのゲームキングダム』(BS11)

『あらあらかしこ』(仙台放送)

『結女放課後放送局リエラジ!』(ラブライブ!公式YouTubeチャンネル)

『伊達さゆりの 伊達にラジオやってません!!!』(文化放送 超!A&G+)

『伊達さゆりのあと8cmは伸ばせます!』(ニコニコチャンネルプラス)


Twitter【https://twitter.com/sayuridate】

Instagram【https://www.instagram.com/sayuridate_official/】


荒井 瑠里(Ruri ARAI)

所属:Apollo Bay

誕生日:2月5日

特技:ダンス歴22年(ヒップホップ11年、クラシックバレエ10年、モダンバレエ、ジャズファンク)、写真

趣味:カフェ巡り、読書

<主な出演作>

『絆のアリル』(ヒメナ)

『デュエル・マスターズWIN』(ケリー)

『コクドル!』(四ノ森葵央)

『SELECTION PROJECT』(今鵜凪咲)

『最響カミズモード!』(テンテン)

メディアミックスプロジェクト『ライブレボルト』(白石まどか)

『荒井瑠里の相棒はギャル』(ONE TO ONE)


Twitter【https://twitter.com/arai_ruri】

TikTok【https://www.tiktok.com/@arai_ruri?lang=ja-JP】


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