『声優トモ写！』【加藤英美里・徳井青空】第２回

2021年12月9日　取材・文／鈴木大貴　撮影／皆藤健治

仲良しの声優２人がお互いを撮り合うデジタルフォトブック「声優トモ写！」。このコラムでは、２人の関係性に迫ったインタビューから撮影のアイディア出しまで、フォトブックの制作過程を全４回に渡りお送りします!!

第２回は、撮影に向けた打ち合わせの様子をお届けします！　それぞれの視点から写真へのこだわりが聞けました。

――お２人はどんなイメージの写真を撮ってみたいですか？

加藤　写真いっぱい撮られてると思うから今まで青空ちゃんが撮られたことない感じのものを撮ってみたいなあ。これまでは静止してる写真が多いのかな。

徳井　そうですね。静止してる写真が多いですかね。

加藤　そうじゃなくて自然な動きをしてて、いい感じの夕日を浴びてるみたいな。そんな『自然な徳井青空』を撮りたいなっていう感じ。

徳井　確かにあんまりないかもしれないですね。

加藤　青空ちゃんの顔のアップとか、外撮りの良さで太陽光だったりとか夕日の光だったりとか、そういうところを上手くうまく使って、ふわっとした感じの写真を撮りたい。雨の日だったら、ローキーって言って、ちょっと薄暗い憂いのある写真みたいなとかそういうのも撮ってみたいなって思ってます。

――そういう写真を撮るのにイメージしている場所はありますか？

加藤　私は、鎌倉が好きですね。

徳井　鎌倉いいですね～！

加藤　他の方が千葉に行ってたから、ちょっと場所の雰囲気的には似てると思うけど。海もあるし、江ノ電もあるし、古民家カフェとかもあるし、ロケーション的には鎌倉って本当にいろんなところがあるから行けたらいいなと思ってます。私の意見ばっかりになっちゃったけど、青空ちゃんはどう？

徳井　やっぱり自分のカメラを使いたいなって思ってます。私なりに選んだのが、富士フイルムのカメラということもあって、その色合いみたいなのを活かせたら。やっぱり今はスマホがあるから「カメラよりスマホでいいじゃん」みたいな意見もあるんですけど、「ああ、やっぱりカメラってすごいな。欲しいな」って思うような写真を撮れたら嬉しいです。

――最初は何が撮りたくてカメラを購入されたんですか？

徳井　それがですね。私、美少女フィギュアが大好きなので、美少女フィギュアを美しく撮りたいと思ってカメラを買ったんです。それでワンフェス（『ワンダーフェスティバル』ガレージキットのイベント）とかに行った時にたくさん美少女フィギュアを素敵な感じに撮りたいと思って。

加藤　富士フイルムのカメラは、鎌倉だとぴったりじゃないですかね。青とかめっちゃ綺麗な色だって評判だから。

徳井　使いこなしたいです。鎌倉なら江ノ電を撮りたいですね。

加藤　いいね！　そういうちょっとレトロっぽい色とかも足しつつ、江ノ電のチケットを買う青空ちゃんとか（笑）。