『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』第13回 豊田ルナ、蓼沼優衣、吉田莉桜、山田南実ーーまだ何者でもない少女たちがグラビアで見せる、いま生きている瞬間

グラビアライター・とりとグラジャパ!スタッフ・金髪りさによるグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女やデジタル写真集を女子目線で語るコラム。第13回は、豊田ルナさん、蓼沼優衣さん、吉田莉桜さん、山田南実さんをピックアップ!ーーまだ何者でもない少女たちがグラビアで見せる、いま生きている瞬間。


まとめ役、癒しキャラ、ムードメイカー、ゲラ……個性の異なる四人の少女


とり 2021年2月1日に発売された『週刊プレイボーイ7号(以下『プラチナム号』)』は、プラチナムプロダクション20周年記念号として、レジェンドから若手まで、同事務所に所属する女のコが総出演した印象的な号になりました。そのなかでも、豊田ルナさん、吉田莉桜さん、蓼沼優衣さん、山田南実さんの4人が集まったグラビアは、爽快感があってよかったですよね。


金髪 デジタル写真集『その光に、手を伸ばせ。』として、豊田さんと蓼沼さん、吉田さんと山田さんのペアでそれぞれ発売されている作品ですね。4人とも、2001年〜2002年生まれの同世代。私、こんな風に同世代の女のコが集まったグラビアが結構好きなんですよ。並んで立っているだけで絵になるし、見ていて楽しい気持ちになります。


とり 私は本作の撮影に同行しインタビューをさせていただきましたが、同じ質問に対する回答が個性豊かだったのがとても面白かったです(笑)。彼女たちのことをよく知らない人からしたら似たような女のコたちに見えてしまうかもしれないけど、みんな性格も経歴も全然違うんですよね。


左から豊田ルナ、蓼沼優衣

デジタル写真集『その光に、手を伸ばせ。』豊田ルナ、蓼沼優衣(撮影/丸谷嘉長)より


金髪 私もグラビアだけを見た段階では、”明るくてほんわかとした仲良し4人組”ってイメージを抱きました。でも、『プラチナム号』発売時に開催されたインターネットサイン会(豊田&吉田、蓼沼&山田コンビでそれぞれ開催)をきっかけに、4人の性格がバラバラだと知って。豊田さんはもともとしっかり者のイメージがあったけど、インターネットサイン会での吉田さんとのやり取りを見て、誰とでも仲良くなれるコなんだなって思いました。多分、クラスメイトから推薦されて学級委員長に選ばれるタイプだよ。まとめるところはちゃんとまとめてくれて、楽しむところは一緒に楽しんでくれそうだし。


とり 豊田さんの隣に写っている蓼沼さんは「制コレ’20」で準グランプリを獲得した女のコ。本作のタイミングではまたグラビアの経験が少なかったみたいで、最初の方は少し緊張しているように見えました。でも、不意に蓼沼さんが「えへへ」と笑うと一気に場が和むんですよ。天性の癒しキャラだと感じましたね。


左から吉田莉桜、山田南実

デジタル写真集『その光に、手を伸ばせ。』吉田莉桜、山田南実(撮影/丸谷嘉長)より


金髪 では、吉田さん&山田さんペアはどうですか? 私はインターネットサイン会を通して「吉田さん(左側)って、こんなにもはっちゃけた女のコなんだ!」と驚きました(笑)。「高1ミスコン 2017-2018」でグランプリに選ばれて、週プレでは本作より先にソロでデジタル写真集を出していますが、そのグラビアのイメージだと蓼沼さんみたいにおっとりした性格だと思っていたので。


とり 私も同じくです(笑)。実際は、4人の中でいちばんムードメーカー的な存在なんですよね。


金髪 インターネットサイン会は、そんなグラビアだけでは分からないキャラクターを知るいい機会でしたよね。リアルイベントだと吉田さんのことを知っているファンの人は足を運ぶけど、そうじゃない人はイベントの様子を見ることができない。それがYouTubeで無料公開されるインターネットサイン会なら、ファンじゃない人でも興味本位で見られます。「吉田莉桜ちゃんってこんなコだったんだ!」と、そこからファンになる人もいるだろうし、キャラクターを知った上でグラビアを見返したときに、また違った印象を受けるのも面白いですよね。


とり 吉田さんと一緒に写っている山田さんもまた、グラビアの印象とギャップがありますよね。「制コレ18」で準グランプリに選ばれたとき、クールで爽やかなコだと思っていたけど、実際にお会いしてみるとめちゃくちゃゲラなコで。他愛のない話をずっとニコニコしながら話してくれるから、つられて笑顔になっちゃう場面が多々ありました。


金髪 特にこの2人はギャップを感じやすいコンビかもしれないですね。キャラクターを知った上でグラビアを見るとより親近感が湧くし、女のコのことをもっと好きになれる気がするから、グラビアだけでは感じられない人柄をもっと伝えていけたらいいな。まだこの4人の性格を知らないよって方は、週プレ公式YouTubeチャンネルにインターネットサイン会のアーカイブが残っているから、ぜひ見てみてください!


夢の途中で、偶然重なった光


とり 4人の個性についてお話ししたところではありますが、やっぱり本作は、4人が似たような女のコたちに見えてしまう、ある種匿名性の強い写真集でもあると思うんですよね。個性を主張しすぎずに、あえてピュアなままの姿を写しているというか。


上記のグラビアが掲載された『週刊プレイボーイ2021年7号』(撮影/丸谷嘉長)より


金髪 分かります。衣装はお揃いのシンプルなものが多いし、髪型もみんなストレートに下ろしているだけ。誌面に掲載されていたポエムにもある通り、「まだ何者でもない少女」たちのグラビアって感じがします。言ってもまだ、みんな18歳〜20歳くらいですしね。


とり そうですね。……18歳かぁ。彼女たちを見ていると、ふと自分がそれくらいだった頃の感覚を思い出します。「私はあのコよりここが優れている」とか「私はあのコよりここがダメだ」とか、良くも悪くも同年代の女のコと自分を比べて一喜一憂していたなぁって。この4人がどう感じたかは分からないけど、同じ夢を志す者同士だからこそ、互いにあらゆることを感じあい、刺激しあう1日でもあったんじゃないかと勝手に推測してしまいます。


金髪 そうだね。もしかしたら、そういう感覚は女子特有かもしれないですよ。学生時代、女のコは特にカースト制度の影響が大きかったじゃないですか。


とり 女のコあるあるですかね(笑)。でも本作は、そんな10代後半の女のコが持つナイーブな心情をどこかで感じさせつつも、4人が自分らしく写ろうとしているところ素敵だと思いました。「周りと比べても仕方がない。私は私らしく生きるだけだ」と、優越感や劣等感から脱却した姿を見せてくれているような気がするんですよね。


金髪 例えば、どういったところで?


デジタル写真集『その光に、手を伸ばせ。』吉田莉桜、山田南実(撮影/丸谷嘉長)より


とり 両作の後半にある夜の暗闇のなかで飛んだり走ったりしているカットです。4人の自分らしさが最も表れている場面だと思いました。例えば、吉田さん。グラビアの印象とのギャップがあるとお話ししていましたが、このカットでは素のはっちゃけキャラが出ていますよね。


デジタル写真集『その光に、手を伸ばせ。』豊田ルナ、蓼沼優衣(撮影/丸谷嘉長)より


金髪 確かに。このシーンは躍動感があっていいですよね。とりさんの話だと、蓼沼さんは少し緊張していたはずなのに、このカットでは満面の笑顔を見せてくれています。風に吹かれて前髪が乱れている瞬間って、恥ずかしくてあまり撮られたくないって思っちゃうけど、そんなことを気にせずに笑っているのが素敵ですね。


デジタル写真集『その光に、手を伸ばせ。』吉田莉桜、山田南実(撮影/丸谷嘉長)より


とり そうなんですよ!写真を撮られるとき、多くの女のコは「かわいく写りたい」と反射的に表情を作ってしまうところ、動きながら撮ることで、表情やポージングを気にしていられない瞬間を捉えているのがいいんですよね。動きのなかで無意識に出てくる自分らしさ。この山田さんも、心の底から本気で笑っているのが伝わってきますし。


デジタル写真集『その光に、手を伸ばせ。』豊田ルナ、蓼沼優衣(撮影/丸谷嘉長)より


金髪 なるほどね。この豊田さんのカットもいいですね。笑顔が光っていて、こちらまで明るい気持ちになります。


とり 私は彼女たちが並んでいる姿から、自分が10代後半の頃に感じた劣等感を思い出して重ねて見てしまいましたけど、その劣等感って、大人になってからもコンプレックスとして根強く残っているじゃないですか。実際、いまだに周りと比べて、自分を取り繕ってしまうこともありますし。でもみんな、そのままの自分でいていいんですよね。暗闇のなか、自然と溢れ出る笑顔を強い光で照らしていることから、本作にはそんなメッセージが隠されているんじゃないかなぁと思いました。


金髪 それはカメラマンさんから4人に向けてのメッセージでもあるかもね。これから羽ばたいていくという意味で、本作は4人にとっての原点ですから。これからいろんな仕事を経験して、悩むこともたくさんあるだろうけど、本作で見せている明るい素顔をこれからも見ていたいですね。


とり ポエムの「交わることがなかった光が一列に並んで、弾ける。」という言葉が胸に響きます。彼女たちは別々のコンテストで入賞して、同じ場所に立っている。そして、ここからまた別々の夢に向かって歩いていく。本作で4人が一緒にいることは、偶然なのか、はたまた必然だったのか……。人生はそんな瞬間の連続だと思うんです。本作は、夢の途中で「生きている瞬間」を共有し、若さゆえに人と比べてしまいながらも、一歩づつ大人になる過程をまっすぐに表現した写真集だと思います。


(構成/とり)


【デジタル写真集】

【デジタル限定】豊田ルナ/蓼沼優衣写真集「その光に、手を伸ばせ。」

撮影/丸谷嘉長 価格/880円(税込)

韓国好きの2人は、2002年生まれの自称・ドンガビ(同級生)コンビ(ドンガビとは韓国語で同級生の意で、実際に2人で「ドンガビコンビだ」と盛り上がっていました)。しかし、しっかり者の豊田さんと癒し系の蓼沼さん。性格は凸凹です。もし2人が同じクラスだったら……?そんなことを妄想をしながら、2人の個性を感じてみてください!


【デジタル限定】吉田莉桜/山田南実写真集「その光に、手を伸ばせ。」

撮影/丸谷嘉長 価格/880円(税込)

ムードメーカーの吉田さんとゲラの山田さん。笑かして、笑わされての関係性。2人で並んでいるシーンは、とにかく笑いが絶えません!そんな2人の共通点は「辛いもの好き」だそうです。顔を見合わせ、ワハハハハ。一体どんな話で笑っているのでしょうか?2人の笑顔から自然と楽しい気持ちになれるはずです。


【週プレYouTubeチャンネル】

【豊田ルナ×吉田莉桜】オンラインサイン会<週プレ×プラチナム20周年記念!>

https://www.youtube.com/watch?v=HjyPfAmN6Zw


【山田南実×蓼沼優衣】オンラインサイン会<週プレ×プラチナム20周年記念!>

https://www.youtube.com/watch?v=MMiPkI8D0Fc&t=959s

※サイン会は開催終了しております。アーカイブがご覧いただけます。

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