『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』第31回 ショークラブ「バーレスク東京」の人気ダンサーももは、リボンに包んで守りたくなっちゃうアイドルキャラ!?

グラビアライター・とりとグラジャパ!スタッフ・金髪りさによるグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女やデジタル写真集を女子目線で語るコラム。第31回は、「バーレスク東京」のももさんをピックアップ! ショークラブ「バーレスク東京」の人気ダンサーももは、リボンに包んで守りたくなっちゃうアイドルキャラ!?


六本木のショークラブ「バーレスク東京」のアイドル


金髪 今回は、私が約2年前から企画を出し続けて、ようやく撮り下ろしが実現したバーレスク東京のももちゃんについて語らせてください!


とり ぜひ、お願いします!の前に、そもそもバーレスク東京ってどんなところなんですか?AKB48みたいなアイドルグループとはまた違いますよね。


金髪 バーレスク東京は六本木にあるショークラブですね。もちろん、そこで踊っている女のコひとりひとりにファンも付いているんですけど、基本的にはショーを楽しむのがメインの場所だから、アイドルを応援するのとは感覚がちょっと違うかも。でも、そんなバーレスク東京のなかでも、ももちゃんは特別アイドル要素の強い女のコ。例えば、多くの女のコが、ショーに映えるよう真っ赤なリップを塗ったり、髪色を明るくしたり、見た目を派手にしているのに対して、ももちゃんはあえてのナチュラルメイクで、髪色も暗め。それでいて、とにかく愛嬌があるんですよね。



とり 確かに、ももさんのグラビアを見たとき、アイドルっぽいなって思ったんですよ。バーレスク東京って聞くと、ギャルのお姉さんがいっぱいいるのを想像していたから「こんなコもいるんだなぁ」って。


金髪 それにバーレスク東京には、ダンス経験者が集まって高度な振りを披露するAチームと初心者が集まってかわいらしい楽曲やアイドルソングを披露するBチームがあって。ももちゃんは3歳の頃からダンスを習っていたにもかかわらず、Bチームで活動しているんですよ。それは多分、ももちゃんのキャラクター的に、Bチームの方がファンのみなさんを楽しませてあげられると思ったから。そういう"求められるものを打ち返す力"というか、サービス精神旺盛なところも、ももちゃんの魅力なんですよね。


とり バーレスク東京の女のコのなかから、ももさんを撮り下ろすことになったのも、そういったアイドル的な要素とグラビアの相性が良さそうだったからですか?


金髪 それもありますけど、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』に2回も出演して、世間から注目を集めたこと、またSNSのフォロワー数が多いことも理由のひとつだし、それ以上に、ももちゃん自身がグラビアをやりたいと強く思ってくれていたのが大きいですね。ただ他誌含め、これまでのグラビアでは、バーレスク東京のダンサー複数人で集まって撮るか、いわゆるバーレスク東京の派手なイメージにあやかったコンセプチュアルな雰囲気のものが多かったんですよ。だからこそ週プレでは、ももちゃんのキャラクターに寄せたグラビアにしたかったんです。イメージはNMB48。アイドルでありながら、グラビアでの脱ぎっぷりは本気!みたいな(笑)。コレが第一に、私がこだわらせてもらったポイントですね。


とり そうだったんですね! 偶然なのか、私も、何の事前情報もなしにももさんのグラビアを見たとき、直感的に「このコ、もしや関西人では?」と思ったんですよ。関西人っぽいノリの良さや明るいテンション感が伝わってきて。今、NMB48を意識したって言われたから「まさか!?」って思いましたよ(笑)。実際は香川県ご出身らしいですし、私が感じた”関西人っぽさ”はあながち間違っていなかったってことなんですかね。


金髪 NMB48の関西っぽさを意識したわけじゃなかったんだけど(笑)。もしかして、私がコテコテの関西育ちだから、その趣向がグラビアにも出ちゃったのかなぁ……?


とり ど、どうなんでしょう!?


金髪 とはいえ、撮影で改めてももちゃんにお会いしたとき、ふと関西人が好きそうな派手モノを求めてしまいたくなりましたよ。やっぱりスゴく愛嬌のあるコだから、ちょっとおかしな提案をしても「何ですか? それ」って、笑いながらノリノリでやってくれそうで(笑)。まぁ、派手モノに振りすぎちゃうと既視感のある”バーレスク東京のダンサーのグラビア”になっちゃうと思ったから、”ももちゃんらしいナチュラルなグラビア”を目指したんですけどね。何はともあれ、ももちゃんの魅力が読者のみなさんに伝わっているといいなぁ。


相手に尽くしすぎちゃう女のコ


とり デジタル写真集を構成するうえでのこだわりは何かありました?


金髪 うーん。まず、1000枚くらいある写真のなかから、500枚、200枚……と、いろんな人に確認してもらいながら厳選していくんですけど、それがとにかく大変でしたね。どのカットを選ぶかによって、見え方が全然違ってくるんですよ。どうすれば、ももちゃんの魅力を多くの人に伝えられるんだろうか。そう思うと、何が正解か分からなくなってきて。


とり そこに正解があるわけではないですもんね。



金髪 ただ最終的に、私が選んだカットからデザイナーさんに構成を組んでもらう際には「絶対にこのカットは入れてください」ってお願いしました(笑)。このカットにこそ、ももちゃんらしい茶目っ気が滲み出ていると思ったので。


とり 私が感じた"関西人っぽいノリの良さ"も、まさしくそのカットに集約されている気がします(笑)。


金髪 こんなポーズを楽しんでやってくれるサービス精神は、関西人バリにノリがいいももちゃんならではですよね(笑)。



とり ちなみに、デジタル写真集を見させていただいて私が気になったのは、リボンの多さ。このカットだと、マスクの端にちいさなリボンがひとつ付けられているし、他のカットでも下着や水着の紐がリボンになっているんですよね。


金髪 あー、そうですね。リボン、多めかもしれないです。余談ですけどこのマスクのリボンは、スタイリストさんが「ももちゃんのために」って付けてあげたものなんですよ。


とり なんと、ほっこりするエピソード! それで私が思うに、リボンの多さ=ももさんの愛され力なんですよ。家族や友達がついつい心配してしまうような、どこか守ってあげたくなるような。そんな感じで愛されて育ってきたから、ももさん自身も愛に溢れていて、それがサービス精神の旺盛さにつながっているんじゃないかなって。


金髪 愛され力かぁ。それはあるかもしれないですね。


とり でも、この真っ白なコートの下には、とんでもなくハレンチなニットを着ているじゃないですか(ぜひデジタル写真集からチェックしてみてください!)。それ以外に、下着や水着のリボンを解こうとしているカットもいくつかありますし、そういうところから、ももさんの心の内には「守られるだけで終わりたくない!むしろ、自分で道を切り拓いて、私が大切な人たちを守ってあげるんだ!」みたいな熱い思いが隠されているんじゃないかと、勝手に妄想してしまったんですよね。


金髪 ヘぇ〜、そんな風に見てもらえるとは(笑)。


とり 本誌のインタビューでも「単身赴任中のお父さんに黙ってコッソリ上京して、バーレスク東京のダンサーになった」って話をされていましたよね。グラビアのリボンに深い意図はないかも知れませんが、ももさん自身の生い立ちと、何となく繋がりがある気がしたんですよね。


金髪 実際、お父さんに黙って香川から東京に行くなんて、思い切りがスゴいですしね。



とり それからもうひとつ。私の妄想で言うと、このカットでのリボンはバーレスク東京を意味するんですよ。地元にいるうちは、小ぶりながらも硬く結ばれたリボン(家族や友達)に守られていたのが、東京に出てからは、バーレスク東京という華やかなステージがももさんの大切な居場所になった。そこでのびのびと、自分の好きなダンスを極められた様を表しているのかなぁと。そんなサクセスストーリーを重ねて見てしまいましたね。


金髪 面白いです(笑)。が、一応ネタバレさせていただくと、写真集のタイトル「スペシャルな彼女」の通り、全体的に「相手に尽くしすぎちゃう女のコ」がテーマになっているんですよね。ハレンチなニットも、リボンで結ばれた下着や水着も、「別にお願いしていないのに、自ら準備してデートに着てきてしまう」という”尽くし”なんです。この大振りのリボンの衣装は、いわゆる「プレゼントは私」ってやつですね(笑)。赤いリボンを体に巻き付けるベタな感じだと興醒めだってことで、スタイリストさんがおしゃれなラッピングスタイルを提案してくださったんですよ。ももちゃんの雰囲気にも合っていて、最高にかわいいですよね。


とり 「プレゼントは私」なんてクサイ台詞が、こんなにもかわいらしくなるなんて!


金髪 ももちゃんのかわいいを存分に引き出してくださったスタッフさんたちには大感謝です!ただ、ももちゃんにリリース用のコメントをお願いしたとき「尽くしすぎちゃう彼女」のことを「都合が良すぎる彼女」って言い間違えちゃってたんですよね。「いや、それだとまた違う意味になるからー!」って(笑)。思わずツッコんじゃいました。


とり 言わんとしていることは分かるけど(笑)。


金髪 そんなコなんです。ももちゃんって。きっと、みなさんがボンヤリと抱いていた「バーレスク東京」のダンサーとは、ちょっぴり雰囲気が違うと思います。このグラビアを機に、ももちゃん、そしてバーレスク東京に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。いろんな女のコがいて、応援しがいがあると思うので!


とり では最後に。金髪さんがデジタル写真集『スペシャルな彼女』を見て改めて思う、ももさんの魅力とは?


金髪 表情の豊かさかなぁ。バーレスク東京って、最初に説明したAチームとBチームが交互に演目を披露するんですね。実質、休憩なしのノンストップで。そんななか、アイドルソングをやった後に、リズムの難しいボーカロイドのダンスチューンをやって、さらにカッコいい系の洋楽を踊ることもあって。楽曲に合わせてどんどんテンションを切り替えていかなきゃならないんです。それが活きているのか、まだそこまでグラビア慣れしているわけじゃないのに、いろんな表情を見せてくれているんですよね。


とり なるほど。確かに、自然体で撮影を楽しんでいるのが伝わるような表情がたくさん見られますよね。


金髪 ももちゃんのことをよく知っている方には新鮮に映るだろうし、まだよく知らないって方にもきっと好きになってもらえるはず! だからぜひデジタル写真集を買って、バーレスク東京にも、一度足を運んでみてください!!


*次回は、12月11日(土)配信予定です


(構成/とり)


【デジタル限定】もも(バーレスク東京)写真集「スペシャルな彼女」撮影/藤本和典 価格/880円(税込)

バーレスク東京のアイドル・ももさんが「尽くしすぎちゃう彼女」になっちゃったデジタル写真集です! コートの下にハレンチなニットを仕込んでいたり、リボンがスルッと解けるような下着を着ていたり、ももさん自身がプレゼントになっていたり……。サービス精神旺盛すぎて、至れり尽くせりの67P! さらにこちらは、バーレスク東京に足繫く通う、女子グラでお馴染み・金髪りさが企画し、実現した一冊でもあるんですよ〜♪

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