『声優トモ写！』【渡瀬結月・深川瑠華】第１回「『やっと出番が来たか』という気持ちでした（笑）」

2023年4月6日　取材・文／鈴木大貴　ヘアメイク／伊佐千秋

仲良しの声優2人がお互いを撮り合うデジタルフォトブック「声優トモ写！」（週プレグラジャパ！で配信中）。このコラムでは、2人の関係性に迫ったインタビューから撮影のアイディア出しまで、フォトブックの制作過程をお送りします!!

今回からは、ゲーム、アニメ、ライブなど様々なメディア展開をする『D4DJ』の人気ユニット「Lyrical Lily(リリカルリリィ)」のメンバーで、“ゆづるか”という愛称でも愛されている渡瀬結月さん＆深川瑠華さんの組み合わせです！ 2人の出会いの話からお話を伺いました。

――まずは、お2人の関係性からお聞かせください。

渡瀬　出会ったのは、3年前だよね。瑠華ちゃんが高1だった？

深川　いや、その時はまだ中3。1月だったから。

渡瀬　3年前に初めて会って、私たちが一緒にやるコンテンツのライブを見学したんだよね。その時の席が隣で、「きっとこの人がこれから一緒になるんだろうな」って挨拶したんだよね。なので私たちの関係は、事務所の同期です！ “ゆづるか”という名前でやっている同期です！（笑）。

深川　同期です！

――第一印象はどうでした？

渡瀬　最初思ったのは、ライブで挨拶しようと思った時に、たしか妹さんも居たじゃない？

深川　一緒に居た。

渡瀬　「どっちだろう？」って思って（笑）。

深川　ねえ！まだあの時、妹はちっちゃかったよ！

渡瀬　すっごい真剣に「どっちにご挨拶すればいいんだろう」って思いました。

深川　私が前に出ないで、ママの後ろから見てたからでしょ。

渡瀬　何なら、妹さんの方が前に出てた（笑）。それで実際に挨拶した時に静かな子なんだろうなっていう印象がありました。

深川　ただの人見知りなだけだけどね。

渡瀬　私達、お互い人見知りだったからね。

深川　だって、その挨拶の時、お互いのお母さん同士が「この子、人見知りなんでこれから仲良くしてやってください。」ってまとめたもんね。

渡瀬　でも、今は全然大丈夫です。

深川　いつぐらいからだろうね。打ち解けたのは。

渡瀬　それこそ最初の方から2人でゲームの収録とか、ボイスコミックのガヤとかも一緒にやらせてもらっていた時があったんです。ずっと一緒だったから、「ここどうすればいいだろう」とか、お仕事の話をやっていくうちに、段々好きなゲームとか作品が一緒っていうことに気づいて、そこからプライベートの話とかできるようになった気がします。

深川　段々だね。

――最初にトモ写！の話を聞いた時はどう思われましたか？

渡瀬　お仕事のメールが来る前に、マネージャーから「瑠華ちゃんとトモ写やります」っていうお話を聞いて、「やった！」ってなりました。「“ゆづるか”なんてトモ写！の話が絶対来る！」っていう根拠のない自信があったんです（笑）。

絶対2人でやったら楽しいだろうなって思ってたし、2人きりで遊ぶのも、コロナ禍でのデビューっていうのもあってなかなかなかったけど、この企画なら2人きりじゃないですか！

だからもう、この企画は“ゆづるか”でやるべきだって思っていたので、お声がけいただいた時は、「やっと出番が来たか」という気持ちでした（笑）。

深川　私は、最初にメールが来る前に、カレンダーに打ち合わせのキープが入ってるの見て気付きました（笑）。でも、その時はまだ誰とっていうのが分からなかったので、お相手が渡瀬じゃなかったら誰なんだろう？って。

渡瀬以外ありえないけど、渡瀬じゃなかったらどうしようと思っていたんですけど、メールで相手が渡瀬だって来て安心しました。

渡瀬　ちゃんと渡瀬だった。

深川　「ちゃんと“ゆづるか”だぁ」と思って。なので、一番長く一緒に居たからこそお互いの撮りたい写真のジャンルとかも分かるし、すごく良いものが出来るだろうなぁって思いました。

渡瀬　確かにね。それこそメールいただいた時から、どういう風にしたいか2人でずっと話していたんですけど、すごいテーマを彼女、思いついたんです。それを言われて、もうそれしかアイディア出てこなくなっちゃいました（笑）。彼女は天才です。

深川　ありがとう。

渡瀬さん絶賛のテーマは、第2回のお楽しみにということで！次回は、2人のカメラ経験についても詳しくお聞きしたいと思います。