『声優トモ写!』【菅野 真衣・陶山 恵実里編】第2回

仲良しの声優2人がお互いを撮り合うデジタルフォトブック「声優トモ写!」。このコラムでは、2人の関係性に迫ったインタビューや、衣装選びから撮影のアイディア出しまで、フォトブックの制作過程を全4回に渡りお送りします!!


コラム第1回から「トモ写!」の初回にピッタリと言える仲の良さがうかがえた菅野さんと陶山さん。第2回では、そんなおふたりにどんなフォトブックにしたいかをお聞きしました!!



――本格的なカメラで写真を撮ったことありますか?


菅野 ないですね。私、お姉ちゃんがいるんですけど、お姉ちゃんは写真を撮るのが好きで、良いカメラを持っていた気がします。「私が撮りたい!」って言っても「いや、これいくらすると思ってんの!」って言われて少しも触らせてもらえなくて。高価なものなんだなっていう印象があります。


――被写体として、グラビアや写真集の撮影経験はありますか?


陶山 私は、元々アイドル(『虹のコンキスタドール』)として活動していたので、当時は写真を撮ってもらうことも多かったのですが、写真集的なものには出たことがなくて。撮影の仕事もしばらくなかったので、初めてぐらいの気持ちですね。ド緊張しています。


――でも、今回はカメラマンが菅野さんです。


陶山 たしかに。仲の良い人が撮ってくれるっていうのは、ひさしぶりの撮影でも安心できます。


菅野 私は、撮影の仕事はほとんど経験がなくて、最近『アイプラ』(TVアニメ『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』)が始まって、雑誌の撮影を初めてさせていただきました。慣れている子は1枚ごとに違うポーズをとっていたりするのに、私は「オタクピース!」みたいなポーズをとってしまったり、全然上手にできなくて「ズーン……」となってしまって。なので、この企画を機に色々なポーズだったり、表情だったりができるようになれたらいいなと思っています。


陶山 ポーズ難しいよね。


菅野 ダンスを踊っているのかと思うくらいすごかった。難しい……ついオタクピースしちゃう……。


――今回はカメラマンも担当していただきますが、どういう写真を撮りたいですか?


陶山 菅野はやっぱりかわいらしい印象。色々と写真を見ても、かわいくて自然体な表情が多いので、あえてセクシー路線で寝そべっている写真を撮ったりとか。菅野が寝そべっているところを見たことがないので。


菅野 セクシー路線⁉ 撮るときは自分も寝そべって?


陶山 そう! 「いいよ~!」って(笑)。


菅野 撮られたことのない自分って絶対緊張しちゃうと思うんですけど、相手が陶山なら緊張しないかもしれないので、そういう写真を撮ってもらうには良い機会かもしれないです。


陶山 寝そべりますか!


菅野 寝そべりしか撮影のイメージがないの?(笑) 陶山はセクシーというかクールなイメージがあるけど、私と一緒に居るときはずっとニコニコしていて。笑った表情がすごい好きなので、明るい表情の写真を撮ってみたいなって思っています。


陶山 私、カメラの前だと自然な笑顔が出来なくて、目が死んじゃうんです。全力でニコッてしているつもりなんですけど。


菅野 じゃあ生き返らせてあげる。


陶山 菅野に生き返らせてもらって、心からの笑顔を残したい。


菅野 それと、かわいらしい表情も撮りたいなって思っています。「デートなう」みたいな感じの、かわいくてドキドキしちゃう感じ。カフェで頬杖ついて、ちょっと上目遣いみたいな陶山を見てみたい。


陶山 (変顔)


菅野 やばいやばい。そのマインドじゃダメ。もっと女子のマインドでいて!


陶山 スマホでカメラを向けられると絶対に白目を剥いてしまうんです。照れると白目剥きたくなっちゃって……。


菅野 たしかに。いつも人様に晒せないような変顔してる。


陶山 いつもは変顔をしてしまいますけど、今回は変顔以外も頑張ってみたいなって思います。


――仲良しの2人で撮っているからこその写真も個性が出て楽しいと思います。


菅野 それなら変顔とかあってもいいのかな。


陶山 じゃあ渾身の変顔を。これはまだ人前で見せていないんですけど、私コロッケさんの顔真似の顔真似を練習しているんです。


――顔真似をしているコロッケさんの顔真似ですか? 見せていただいてもよろしいですか?


陶山 じゃあやります。森進一さんの顔真似(をしているコロッケさんの顔真似)なんですけど……。


一同 (爆笑)


――そっくりです! 本当にコロッケさんのやる森さんですね。


陶山 外出を自粛している期間に習得しました。ふと鏡を見たときに、「口が似ているな」って思ってやってみたら出来て。これでプロフィールの特技の欄に書けます。


菅野 プロフィールに(笑)。


陶山 特技がなくて、「よく食べる」とか書いていたんですよ。でもこれって特技じゃないなって思っていて。


菅野 顔真似しているコロッケさんの顔真似、自信を持っていこう。


陶山 認めてくださってありがとうございます。今日とは違うマネージャーさんには「やめろ!」って言われました(笑)。


――最近コロッケさんがコロッケ屋(『コロッケのころっ家』)を開いたのでそこで撮影するのもアリですね。


陶山 すごい! 行きたかったんですよ!


菅野 聖地巡礼だね! これは決まりですね!


――撮影のイメージも湧いてきたところで、このあとは衣装を見に行きます。普段はどういう系統の服が好きですか?


陶山 これまでは黒が大好きだったんですけど、大人っぽくなりたいなと思って今年の冬はブラウンとかベージュとかのニットを好んで着ていました。今日これから見に行くブランドも大人っぽいところを予定しています。キレイ系が好きですね。


菅野 キレイな服にコロッケこぼさないでね(笑)。私はフリルだったりかわいらしい服が好きで、昔はピンク色ばっかり着ていたんですけど、最近は落ち着いた黒とかブラウンとか、クマが好きなのでクマモチーフの服も好きです。あと、身長が145cmしかないので、Sサイズがあるお店だったり、ワンピースでも丈が短めの服を置いていたり、サイズ重視でお店を選んでいます。今日見に行く予定のお店は、大人な雰囲気もありつつかわいらしいイメージがあるので、いつもより少しだけ背伸びした感じになれたら良いなと思っています。


陶山 寝そべりにはもってこいの服ですね。


菅野 そうかもしれない(笑)。


――普段一緒にショッピングすることはありますか?


菅野 ご飯に行ったり遊びに行ったりはしますけど、服の好みの系統が正反対なので、こういった機会がなければ今後もなかったかもしれないです。


陶山 たしかに。一緒に見るというより、「ちょっと私ここ行きたいからついてきて」って言って、お店では1人で探していますね。誕生日に服を贈り合うことが多いので、そのときに「かんま(菅野さんのあだ名)だったらどんな服着るかな」とか、似合いそうとか考えてプレゼントすることはあります。


菅野 今回みたいに一緒に選んで決めるっていうのはなかなかないので楽しみです。


――ではそろそろ出発です。衣装選びへの意気込みをどうぞ。


陶山 良い服と出会いたい。事前に調べていてちょっと気になっている服もあるんですけど、「在庫あってくれ」と願っています(笑)。


菅野 切実(笑)。私も「あ、これ着たい!」って思っている服はあるんですけど、あるかな。


陶山 見つつ話し合いつつ考えつつではありますけど、やっぱり狙っている服がなかったらちょっと落ち込むかもしれません。


菅野 逆にスヤ(陶山さんのあだ名)に選んでもらったり、私が選んだりとか、これ似合いそうっていうのを聞いてみたい気持ちもあります。自分に何が似合うのかを人に聞くのも良いって言うので楽しみです。


第3回は、選んだ衣装についてのお話と、撮影に臨むにあたってカメラマン・モデル双方の立場からの意気込みをお聞きします!


ヘアメイク/伊藤遥香



菅野 真衣(Mai KANNO)

所属:マウスプロモーション

誕生日:1998年8月14日

出身地:東京都

趣味・特技:歌うこと、ピアノ、絶対音感、フリック早打ち、カリンバ、羊毛フェルト

<主な出演作>

「IDOLY PRIDE」(川咲さくら)

「アイカツオンパレード!」(小島こころ)

「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」(フローラ)


公式Twitter【@_m_aaii】

公式Instagram【@_m_aaii】


陶山 恵実里(Emiri SUYAMA)

所属:マウスプロモーション

誕生日:1999年5月26日

出身地:東京都

趣味・特技:よく食べる、模写

<主な出演作>

「トミカ絆合体 アースグランナー」(熊猫リン)

「アイカツフレンズ!」(白百合さくや)

「Project:;COLD」(青島玲子)

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