『声優トモ写！』【南早紀・古賀葵】第４回

2022年3月24日　取材・文／鈴木大貴

仲良しの声優2人がお互いを撮り合うデジタルフォトブック「声優トモ写！」。このコラムでは、2人の関係性に迫ったインタビューから撮影のアイディア出しまで、フォトブックの制作過程を全4回に渡りお送りします!!

第4回は、南早紀さんと古賀葵さんに撮影の感想をお聞きし、フォトブックのタイトルを決めてもらいました！

――撮影を振り返っていかがでしたか？

南　自分がこんな風に写ってるんだっていうのを、改めて自分の目で見ることができましたし、写真を撮った時に見ていた自分の肉眼と、写真になるとまた違う雰囲気になって面白いですね。古賀はどうだった？

古賀　めっちゃ楽しかった。南は、もっと写真の仕事をした方が良いと改めて思いました。南を撮ってると、カメラマンさんがよく「あ、いいね！それ、めっちゃいいよ！そうそう！」って言う気持ちがめちゃくちゃ分かりました。すごい良い動きをしてくれたり、良い表情をしてくれる。決めてる顔も良いんですけど、不意に笑ってくれた時の表情とかもすごい良いなあと思って。こういう関係性だからこそ出た顔だと思うので、そういう瞬間も切り取れてすごい良かったなって思いました。

――ご自身の撮った写真の出来栄えを見ていかがでしたか？

古賀　出来栄えは最高ですね。

南　私も。

――気に入ってるシーンとかあります？

古賀　いっぱいあります！最初からテーマにしていた「光と南」を存分に体現してくれたので、あとはもう私が撮りたい南を撮るだけでした。南に派手目な服を着ていただいた夜の公園は、正直どうなるかなっていう不安もあったんですけど……最高でした！もう大満足ですね。思ってた感じのやつが撮れて嬉しかったです。早くカメラを買いに行こうってなってます。

――夜のシーンの写真なんてすごいカッコよくて、カメラを始めて初日の人間が撮る写真じゃないんですよね。

古賀　こういう写真も撮れるんだなって思いました。撮る側の気持ちとか「もっとこうして欲しい」みたいなのが分かったから、次また自分が撮っていただく仕事があった時に活かせるなって思いました。あと南が撮られる時の感じとか、「すげえ！マネしよ！」みたいな（笑）。色んな楽しさがありました。

――南さんはいかがですか？

南　私も、もうこれ以上良いものは出せないんじゃないかというくらい自信作ばかり。早く皆さんにお見せしたいなという気持ちがすごい強いです。今回決め決めの古賀も撮ってはいるんですけど、意外とオフな古賀とか、それこそ髪の毛とか足とか古賀の一部みたいなものも撮ってみました。同期目線、友達目線、言ってしまえば彼氏より近いんじゃないかな？ってぐらいの写真をたくさん今回撮れたと思います。そういう古賀のちょっと見ない部分をみんなに見て欲しいなと思います。

――そんな自信作のタイトルを決めていきたいと思うんですが、何かアイディアはありますか？

古賀　案が2つあって、1つは「光と南」っていうテーマにかけて「僕の南」。「南」と書いて「ヒカリ」と読みます。もう1つが、誰も見たことのないような表情が撮れたので、カタカナで「ダレニモミセナイ。」

――もはや曲名みたいですね。

古賀　南早紀1stシングル「ダレニモミセナイ。」南は、どっちがいい？

南　どっちもめちゃくちゃいいタイトルだと思うよ。どうしようかな。

古賀　じゃあ、どっちも使いますね！「ダレニモミセナイ。～僕の南（ヒカリ）～」にします。サブタイトルをつけたことにより、撮った側の意思も見られます。「こんな南は誰にも見せない。僕だけが見れる南」っていう意味も込めます！

――奥深いタイトルですね。これで行きましょう。南さんはどうしましょう。

南　「ねぇ、ドウキしちゃう？」にします。事務所の同期っていう意味と、あとパソコンとかスマホを同期する方の同期。

――意味深でいいと思います（笑）。それじゃあタイトルも決まったところで最後にこれまでの感想を教えてください。

古賀　撮り合うっていうのが初めての経験でしたし、テーマとか衣装とか選んだりするのもすごい悩みました。大変なところもあったけど、その大変さが楽しかったです。「これ似合いそう」とか「これ着てほしい」とか「ここで撮りたい」とか考えるのが楽しくて。いざ当日撮影するのも楽しかったし、してもらうのも新鮮だったし、この企画をやれて良かったなって思いました。なかなかこういう機会もないですし、早く見て欲しい。それに尽きるかもしれません。

南　私も古賀の言うとおり、「古賀はなにが似合うんだろう」って考えるのも楽しかったです。お店を徘徊して、この企画のことは濁しつつも、「こういう感じの女の子で、こういうの似合いますかね？」って店員さんと一緒にコーディネートする時間もすごく楽しかったです。あとは、お互い声優という職業なのでラジオとか声で形を残すことは多いんですけど、こうやって自分たちそのもので形を残すってことはあまりないので、古賀と一緒だったのがすごく嬉しいなあと思いました。意外と私たちが同期だっていうことを最近知ってもらうことが多いので、もっともっといろんな人に知ってもらえる機会になればいいなと思います。私も古賀と一緒で、早く見て！そして本当に楽しかったなーって思いました。ありがとうございました！

みんなに早く見て欲しい「ダレニモミセナイ。～僕の南（ヒカリ）～」と、「ねぇ、ドウキしちゃう？」は、4月に発売します！次回は撮影のオフショットを公開したいと思います！次の組み合わせも発表しますのでお楽しみに！