『グラビア美女画報~女子のためのグラビア講座』第1回 グラビア好き女子をワクワクさせる! 元セブンティーンモデル・川津明日香の本気グラビア

グラビアライター・とりとグラジャパ!スタッフ・金髪りさによるグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女たちを女子目線で語るコラム。今回、紹介するのは『仮面ライダーセイバー』のヒロインとして注目を集め、女優・モデルとして活躍中の川津明日香さん。グラビア好き女子が見る彼女の魅力とは?


とり 「グラジャパ!アワード2020」最優秀新人賞を受賞された元『Seventeen』モデル(以下、STモデル)の川津明日香さん。グラビアデビューからまだ一年ちょっとしか経っていないですが、すっかりグラビアの人って感じですね。


金髪 STモデルはそのまま女優になる流れが主流だから、モデルからグラビアに挑戦してここまで頑張っているコも珍しいですよね。


とり グラビア×モデルというと、馬場ふみかさんや内田理央さんもいますが、このお二人はグラビアからモデルになった人たちですし、モデル出身の人だと、一回グラビアに出たらそれっきりってパターンも多いです。川津さんもすぐ人気者になったし、正直、数回出たらグラビアは卒業かなって思ってたんですが、すでに7回も週プレに登場してくれています(2011年3月現在)。


金髪 グラビアデビューとなった『週刊プレイボーイ3・4合併号』(2020年1月4日発売)の扉のカットを見たときは、こんなにかわいいコがグラビアをやってくれるんだ!って嬉しかったのを覚えています。でも私も、ここまで本気でグラビアを頑張ってくれるなんて、この時点では思ってなかったなぁ。顔が小さくて、目が大きくて、スタイルもよくて。どのフィールドでも戦っていけるくらい、すでに完成されていましたよね。



とり 私はSTモデル時代から川津さんを知っていたので、週プレに初登場したときは驚きましたよ。でも、グラビアに出始めてから、さらに川津さんのことを好きになりました。私がグラビア好きっていうのもあると思うんですけど、ファッションの魅力を伝えるモデルと違って、グラビアは人を写すものだから、グラビアを通して川津さん自身のことをもっと知れた気がするんですよね。


金髪 私は実際に取材でお会いしましたが、そのときの印象が強いです。私のような何でもないスタッフでも目を見て話をしてくれたし、小さなインタビューもしっかり受け答えしてくれたんですよ。当たり前のことかもしれないけど、気概のある人は誰に対しても、どんな仕事でも、丁寧に全力で取り組んでいるんだなって思いましたね。


とり グラビアを全力で頑張っているコはたくさんいるけど、いわば芸能界の登竜門であるSTモデルの冠を持って、ここまでグラビアに尽力しているのが川津さんの凄いところですよね。グラビアからモデルへの道を切り開いてくれた馬場さんのように、モデルからグラビアへの道を切り開いてくれた革新的な存在だと言えると思うんですよ。


金髪 川津さんは週プレに初登場したときから「ずっとグラビアをやってみたかった」ってお話しされていたんですけど、その気持ちは本当だったんでしょうね。女優に憧れてSTモデルになるコも多いだろうし、川津さんもそのうちのひとりだったと思うけど、自分のやりたいことや将来を考えたときに、グラビアという新しい選択をしてくれたことは、間違いなくグラビア表現の幅を広げてくれたと思いますよ。


とり 私が川津さんのグラビア表現に惚れたのは、『週刊プレイボーイ38号』(2020年9月7日発売)掲載のグラビアを見たとき。中村昇さんがカメラマンなんですが、昇さんの撮るグラビアには、美しさの裏を写したドキュメンタリー的な側面がある気がして、毎回女のコの新しい魅力に気づかされるんですよ。川津さんも例外ではなかったです。


金髪 川津さんの新しい魅力って?


とり グラビアって、ビジュアルが大きな武器にもなるけど、顔のかわいさや、胸の大きさだけで人気が出るわけでもないじゃないですか。逆に言うと、ビジュアルだけでは勝ち抜けない厳しい世界でもありますよね。川津さんは元STモデルというネームバリューもあるし、顔もスタイルも抜群だけど、昇さんが撮ったグラビアを見たとき、現状に甘んじることなく自身の可能性に挑む気持ちでグラビアをやっているんだっていう覚悟や気迫を感じることができたんですよ。


金髪 確かに、昇さんが撮った川津さんを見ると、かわいいけど、かわいく写ろうとして撮ったグラビアではないことが分かりますよね。デジタル写真集『高く、美しく。』の33ページのカットでは、顔だけを水面から出していますが、普通の人だとこの状態でかわいく写れないですよ。川津さんの顔が整っている証拠ですし、まさに挑戦ですよね。



とり このカットは誌面で見たとき、とても印象に残りましたよね。私が好きなのは32ページのカット。浴槽の床に寝転んで冷たそうだし、タイルも痛そうなんだけど、その冷ややかな空気感や痛みも含めて、川津さんのカッコよさや覚悟が際立っていると思うんです。



とり とりさんはやっぱり濡れているのが好きなんですね(笑)。


とり 濡れているから選んだわけではないんですけど……。濡れてますね(笑)。


金髪 川津さんは、そもそも写真を撮られるってことが好きなんだろうね。だから、グラビアという撮られ方に興味を持ったんだと思うし、ちょうど20歳を迎えるタイミングで、グラビアを通して新しい自分を見つけたかったんじゃないかな。


とり 実際、週プレに登場するたびに変化を見せてくれていますよね。ただ写るだけじゃなく、自分で見せ方を工夫されているのが伝わります。それは、モデルの経験があるからこその表現力だとも思うんですけど、川津さんのグラビアにかける想いや楽しむ気持ちも、次第に強くなってきている気がします。


金髪 モデル出身の女のコのグラビアは、女性ファンから反響をいただくことが多いけど、川津さんはそれを上回る勢いで男性からの反響が多かったんですよ。そこから瞬く間に表紙を飾って、『仮面ライダーセイバー』のヒロイン役が決まって……。本人の努力があってこそだけど、週プレが発掘した感があったのは嬉しかったなぁ。


とり 怒涛の勢いでしたよね。『週刊プレイボーイ51号』(2020年12月7日発売)に掲載されたグラビアを見たときは感動しましたよ。夜景をバックにしたプールでのカット。これはホテルのスイートルームについていたプールらしいのですが、出だしの頃は普通のプールで撮影していたのに、もうこんなに高い場所まで辿り着いたのか!って、勝手に感情移入して達成感を覚えちゃいました(笑)。



金髪 STモデルからグラビアアイドルになって、週プレで2回も表紙を飾ったことは本当に凄いことだと思いますよ。男性はもっとムチっとした体型が好みかなって思っていたけど、川津さんって誰に対しても優しそうだし、そういう親しみやすさもよかったんじゃないかな。


とり モデルとグラビアってファン層も対極なイメージがあるけど、川津さんはその両方の魅力を兼ね備えているのかもしれないですね。グラビアに挑戦したことは川津さんにとっても正解だったと思うし、何よりポジティブな気持ちが伝わってくるのが最高! グラビアは可能性に満ちてるって証明してくれた存在だと思います。


(構成/とり)


【見るべき川津明日香のデジタル写真集】

【デジタル限定】川津明日香写真集「どうしたって好きになる」

撮影/唐木貴央 価格/550円(税込)

初の水着グラビアがまとめられた写真集。空や海、水着など、白と青を基調とした爽やかなイメージに仕上がっていて、笑顔の写真も多数。川津さんの性格の明るさを存分に感じられる一冊です。デビュー作なので、今では見られない初々しい姿を見られるのもポイント!(金髪)


【デジタル限定】川津明日香写真集「高く、美しく。」

撮影/中村昇 価格/880円(税込)

和室をメインに、湿度の高い写真が並ぶデジタル写真集。笑顔のイメージが強い川津さんだけに、真顔のカットが多くて驚きます。ふとした瞬間の美しさとスタイルのよさが際立った、カッコいい川津さんが見たい方におすすめです!(とり)


【デジタル限定】川津明日香写真集「ヒロインの休日」

撮影/佐藤裕之 価格/880円(税込)

太陽、夕日、夜景……。あらゆる光に照らされた明るくポジティブなグラビア。海やプールなどのロケーションで撮られた、自然な笑顔に癒されます。川津さんが着こなすおしゃれなデザインの水着にも注目!(とり)

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