『声優トモ写!』【山崎はるか・田所あずさ】第2回

仲良しの声優2人がお互いを撮り合うデジタルフォトブック「声優トモ写!」。このコラムでは、2人の関係性に迫ったインタビューから撮影のアイディア出しまで、フォトブックの制作過程をお送りします!!

 

今回は2人の対象的なカメラ遍歴から始まり、撮影のテーマ決めの様子をお届けします。お互いをよく知ってるからこそ飛び出した楽しみなテーマになってます!


――ここに山崎さんのカメラがズラリと並んでますけど、カメラはいつから始められたんですか?

 

山崎 カメラは中学2年生くらいから好きです。でも、その時はまだ「写ルンです」を使っていました。親にねだれるような値段ではないので、家にあるカメラを使うって感じでした。自分で初めて買ったのは「ニコンD40」ですね。初めて一眼レフを持つにはいいって聞いたので。大人になってお金を自分で稼げるようになってからは、「ミッキーたちを撮りたい」「動いてるダンサーさんを撮りたい」「席が遠目でもショーが撮れるやつが欲しい」と色々欲望が渦巻いて、こんな状態です(笑)。

 

――現在使ってるカメラは、オリンパスなんですね。

 

山崎 ずっとニコンが好きで、ニコンの「D 5300」シリーズとかを使っていたんですけど、だんだんとレンズも本体も大きくなってきて、もっと軽い物を探していたところに、オリンパスの「OM-D」シリーズの「E-M1 MarkII」にグリップがついたんです。女の子でも片手で持てるくらい軽いというのを雑誌で見て、あとはレンズの使える幅も広くて、互換性があるということで乗り換えました。

 

――特に女性には重さはすごい大事ですよね。

 

山崎 でも、シャッター音はニコンが一番好きで! 電子的な音よりニコンの「カシャ」みたいなやつがすごい好きなんです!

 

――田所さん、付いてこれてますか?(笑)。

 

田所 伝わってはいますよ(笑)。

 

山崎 それでもやっぱり軽いものが魅力的で…。

 

――ちなみに今は、どんな時に写真を撮られてるんですか?

 

山崎 旅行も好きなので、京都とか大阪に遊びに行く時に持っていって、景色を撮ったりしてます。あとは友達をよく撮りますね。ディズニーでも毎年コスプレして撮るみたいな。アンブレラとか、ストロボも4灯ぐらい買いました。

 

田所 すごい。4個?

 

山崎 そう。コスプレとディズニーのためにカメラをめっちゃ勉強しました。今回はその勉強したカメラでころちゃんを撮れる! なんて幸せなんだ。

 

田所 趣味から仕事に繋がってるんだね。素晴らしいよ。いいお金の使い方だなと思いますね。全部目的のあるお金の使い方をしてて。私は趣味がないので羨ましいし、すごいなって。

 

山崎 すっごい喋っちゃった、私(笑)。


 

――大丈夫です(笑)。熱量が伝わりました。田所さんはカメラの経験はいかがですか?

 

田所 中学生の頃にこれぐらいの小さいカメラ買ったんですけど、名前も思い出せない……。

 

――コンパクトデジカメですかね?

 

田所 それくらいの大きさですね。そんなにいいやつじゃないけど、そういうカメラを買いました。

 

――以前、南早紀さんの番組で写真撮られてるのを拝見しましたけど、すごく上手でしたよね。

 

田所 嬉しいです。携帯が主ですけど、写真を撮るのは普通に好きで。昔は「写ルンです」を買ってめちゃくちゃ撮ってましたね。でも、やっぱり趣味には至らないっていうか。買い揃えようって思うことはないですね。すぐ「携帯でいいや」って感じになっちゃうんで。

 

山崎 実際携帯もいいよね。iPhoneめっちゃ綺麗。印刷して比べてわかる人少ないかもしれない。

 

田所 憧れはあるんだけど、ほんと趣味がない(笑)。基本はやっぱり仕事人間で、仕事しか続かないんですよね。

 

山崎 でも、台湾に行って皆で撮り合いした時とか、ころちゃんすごい綺麗に写真撮ってくれて。コンバースのお店の前で撮ってもらったけど、画角にコンバースまでキレイにおさめてくれたし!

 

田所 あー、確かにそういうのは分かるかも。その人物を中心に入れてみたりとか、なんか変に切れてたりとかするのを気になっちゃうタイプなので。やっぱり景色より人を撮る方が好きですね。だから自分で持ってるスマホのカメラロールの中も人しか映ってない。でも、本当にカメラに興味はあります。

 

――この企画をキッカケにカメラ始める方も多いんですよ。撮影した後に自分でもカメラを買われた方が何人かいらっしゃいました。

 

田所 たしかに、五十嵐裕美さんのフォトブックを見させてもらったんですけど、あんな風に自分が撮れたらね。やりたくなる気持ちも分かります。


 

――そんなフォトブックの話ですけど、何かアイディアは考えてらっしゃいますか?

 

田所 実は考えてありまして。ぴょんさんっていつも結構ポップだったりとか、ネイチャーだったりとかするでしょ?

 

山崎 ネイチャー?

 

田所 自然。この前のシングル(『たとえばそれは勇気の魔法』)のジャケットみたいに妖精系の服とか、ガーリー系の服もよく着てるし、あとロックの服も着るじゃない? 結構いろいろやってるんですけど、「大人セクシー」みたいなのはあんまりやってないんじゃないかなって思って。東京カレンダーみたいにお酒を持ってる系とか。あと足湯とか、旅館でそういう浴衣着て。浴衣も花柄とかじゃなくて。

 

山崎 渋めな旅館の浴衣みたいな。

 

田所 そう。渋めな大人の色気みたいな感じを普段見ないので。

 

山崎 ないもん(笑)。

 

田所 落ち着いてる、しっとり写真がいいなって思ってますね。良い女って感じ。

 

山崎 旅館系のやつも、普段だったら断ってしまうんですけど、ころちゃんと一緒に温泉旅館に来てる、ころちゃん目線の写真だったらアリですね(笑)。

 

田所 2人で旅行して、楽しそうにトランプしたりとかもありつつも、夜はしっとり語り合っちゃいましたみたいな感じの方面も残したいなって思ってます。2人旅行がテーマで、渋めの浴衣を着ていい女感。若い感じじゃない方がいいですね。

 

――良いですね。僕にはバシバシ刺さってます。

 

田所 やった(笑)。

 

山崎 普段だったら絶対断っちゃうな(笑)

 

田所 あー、やらないか~。

 

山崎 やらないな~。誰が喜ぶんですか?ってなっちゃう(笑)。

 

――喜んでますよ!

 

田所 ほら、喜んでるじゃん!(笑)。

 

山崎 だからこそ、ころちゃんにしか撮れないからいいと思うな。

 

田所 そうだよね。そういうテーマを選びたかったしね。



――じゃあ逆に山崎さんが撮る田所さんはどうですか?

 

山崎 私が撮る田所さんは、洋風の60年代レトロが撮りたくて。海外ドラマがめっちゃ好きなので、海外の女性っぽいのがやりたいんです。ちょっところちゃんの顔でコラ画像を作ってみたんですけど。

 

田所 えー、やめてほしい(笑)。

 

山崎 ころちゃんにこういうレトロワンピースみたいなのを着てもらいたいんです。ころちゃんがあんまり着たことがない雰囲気が良くて。私の場合、友達目線というより「私が見たい田所あずさ」になってしまいますけど(笑)。

 

――具体的にこういうロケーションで撮りたい、みたいなイメージありますか?

 

山崎 やっぱりレトロな雰囲気で、洋風な椅子と机がある建物で、中で座ってお茶を飲んでるようなところも出来れば撮りたいですね。あとはお出かけ風景も撮りたいので、洋風な建物がある道とかもいいですね。建物と道だけを切り取った時に、ヨーロッパの街に見えるような外観が欲しいです。

 

――それだけイメージが固まってるんでしたら撮影場所も探しやすいです(笑)。

 

山崎 あとは夜の景色も撮れるところだったら、サングラスを片手にネオンが後ろに光ってるようなところでも撮りたいです。ブロードウェイのネオンが光ってそうな。ギラついた昔っぽい匂いがあって、レトロな外国のネオン街みたいなところがいいですね。

 

――ネオンはカッコいい写真撮れそうですよね。

 

山崎 自然の一枚を切り取るよりは、ほとんどのページが「こういう風にしました」みたいなこだわった部分が見える写真をたくさん撮りたいです。

 

――分かりました! 撮影までに色々詰めてみましょう。イメージも固まったところで、改めてフォトブックへの意気込みをお願いします。

 

田所 そうですね。なんかやっぱりこうカメラに詳しくないっていうのが大分出ちゃいましたね(笑)。きっといいフォトブックになると思うんですけど、今の段階だと本当に形になるのかなってところもあります。

 

――聞いてるこちらとしては、すごいイメージが湧きやすいテーマなので楽しみですよ。

 

田所 ホントですか? ぴょんさんの素の表情みたいなのを引き出せたらなと思います。楽しみにしていてください。

 

山崎 私もすごいカメラ好きなのに、ころちゃんを撮るっていう時点でプレッシャーがすごいです。やっぱりプライベートで趣味の友達と撮り合って、みたいな感じとはまた違うので、緊張してどうしようってなりそうなんですけど、ファンの皆さんに「こういう田所あずさがあったのか!」と思ってもらえるように頑張ります。

 

ガラッとイメージが分かれていて、それぞれどんなフォトブックになるのか期待感が高まるぴょんころ回! 次回は撮影当日の2人にお話を伺います!



ヘアメイク/菅原利沙

 

山崎 はるか(Haruka YAMAZAKI)

所属:アーツビジョン

誕生日:6月27日

出身地:神奈川県

趣味・特技:バスケット・謎解き・リアル脱出ゲーム・ボードゲーム・モノマネカラオケ・料理・アロマトリートメント

<主な出演作>

『アイドルマスター ミリオンライブ!』(春日未来)

『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』(キキョウ)

『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』(ハル)

『魔法少女サイト』(雫芽さりな)

『異能バトルは日常系の中で』(神崎灯代)

『ハヤテのごとく!シリーズ』(水蓮寺ルカ)

『死神坊ちゃんと黒メイド』(ケト)

『異世界美少女受肉おじさんと』(ヴィズド)

『チーム ゼンコー ゴー』(ナヤ)

『THE IDOLM@STER MillionRADIO』(ニコニコ生放送)

『愛美とはるかの2年A組青春アクティ部!』(ニコニコ生放送)

『山崎はるかの『ネタがやりたい』』(ニコニコ動画)

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田所 あずさ(Azusa TADOKORO)

所属:ホリプロインターナショナル

誕生日:11月10日

出身地:茨城県

趣味・特技:海外ドラマ鑑賞、裁縫、ものまね、料理、テニス、書道(特待生)、腕相撲、ソフトクリームを巻くこと

<主な出演作>

『アイドルマスター ミリオンライブ!』(最上静香)

『ウマ娘 プリティダービー Season 2』(シンボリルドルフ)

『半妖の夜叉姫』(もろは)

『アイカツ!シリーズ』(霧矢あおい、二階堂ゆず、神城カレン)

『明日ちゃんのセーラー服』(四条璃生奈)

『リアデイルの大地にて』(ケイリナ)

『今、私たちの学校は…』(パク・ミジン〈イ・ウンセム〉)

『THE IDOLM@STER MillionRADIO』(ニコニコ生放送)

『ANNi 田所あずさと天津向のどうせワレワレなんて・・・』(ポッドキャスト)

『星街すいせい・田所あずさ 平行線すくらんぶる』(超!A&G+)

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