『グラビア美女画報〜女子のためのグラビア講座』第85回 グラビア界のレジェンド・鈴木ふみ奈さんと女子トーク!(前編)「笑って、悶えて、汗かいて……。最高の現場だったなぁ」

グラビアライター・とり&グラジャパ!スタッフ・金髪りさのグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女やデジタル写真集を女子目線で語るコラム。今回はグラビア界のレジェンド・鈴木ふみ奈さんと女子トークの前編!


「いつの間にかどんどん大胆になっていました」


金髪 今回は、グラビア歴14年のレジェンドがゲストに来てくださいました!

 

とり 10年以上続けているだけでもスゴいのに、ずーっと雑誌に出続けていらっしゃるのもスゴいですよね。14年前と今とじゃ、確実にグラビアを取り巻く環境も違っているだろうに。

 

金髪 うんうん。ってなわけで、今回は鈴木ふみ奈さんと女子トークをしちゃいたいと思いまーすッ! どうぞ!

  

鈴木 はぁーい、よろしくお願いします!


  

とり よろしくお願いします! ヒャー、醸し出るグラビアオーラがすんごいなぁ。

 

鈴木 そ、そうですかね!? ありがとうございます(笑)。

 

とり あのー、先にひとつ謝っておきたいことがあるんですけど……、基本的にはいつも、過去のバックナンバーを一緒に見返しながらお話を聞かせていただくところ、鈴木さんはあまりにも登場回が多すぎたために、編集部から持ち出せませんでした(汗)。スミマセン。

 

鈴木 えぇぇ、そうなんですね! いや、でも、ありがたいお話です。週プレさんには、通常の撮り下ろしグラビア以外にも、ちょっとした企画ページやお祭りみたいな集合グラビアなど、いろんな撮影に呼んでもらいましたからね。どれも濃い思い出だなぁ。

 

金髪 お仕事を始められた14年前は、これほど長く活動を続けているなんて想像もしていなかったのでは?

 

鈴木 そうですね。っていうか、いつまで続けるか、なんて考えたことがなかったです。一度も辞めたいと思ったことがないし、気付いたら14年が経っていたって感じなんですよね。

 

とり ヒョエー! それほど夢中になるくらい、グラビアのお仕事が楽しいってことですか?

 

鈴木 そもそも、中学から大学卒業までの10年間、吹奏楽一筋でサックスを吹き続けてきた私にとって、ソロで勝負していかなきゃいけないグラビアの活動は、スゴく新鮮だったんですよ。それまで、団体として評価されることはあっても、私個人として評価されることは、ほとんどなかったわけですから。

 

とり なるほど。私も、鈴木さんほどじゃないですが吹奏楽をやっていたので、何となくお気持ちが分かるかも。

 

鈴木 大学入学前の春休みに今の事務所に所属し、グラビアを始めて間もない2011年には「ミスFLASH」のグランプリに選んでいただきました。そうした評価が、嬉しくて嬉しくて堪らなくて。大学を卒業するとき、普通だったら、就職するか、グラビアを続けるかで悩むと思うんですけど、私はグラビアアイドルになる道以外、頭に浮かばなかったですね。

 

金髪 当初から、水着になることに抵抗はなかったんですか?

 

鈴木 全くなかったと言うとウソになります。でも、撮影会に出させていただくと、いろんな方が私のポージングを褒めてくださったんですよ。一緒に撮影会に出ていた、かわいくて勉強ができるモテ女の親友にも「ふみ奈のポージングには敵わないよ」と言われたのが、かなり励みになって。撮りに来てくださる方に飽きられないようにと、ポージングを研究しまくっていたら、いつの間にかどんどん大胆になっていました(笑)。

 

デジタル写真集『WPB 鈴木ふみ奈デジタル写真集~特装合本版~』より『搾りたくなるなる』(撮影/唐木貴央)長い髪も、持ち上げることでポージングに 


とり 鈴木さんといえば、週プレ グラジャパ!から、過去のデジタル写真集を一冊にまとめた『WPB 鈴木ふみ奈デジタル写真集~特装合本版~』が出ています。これまで挑戦されてきたグラビアのなかで、いちばん思い入れのある作品を挙げるとすると?

 

   

 デジタル写真集『WPB 鈴木ふみ奈デジタル写真集~特装合本版~』表紙


鈴木 どの作品にも思い入れはありますけど、ひとつを選ぶとしたら、やっぱり『鈴木ふみ奈とサックス』かな。

 

  

デジタル写真集『WPB 鈴木ふみ奈デジタル写真集~特装合本版~』より『鈴木ふみ奈とサックス』(撮影/矢西誠二)

 

とり 文字通り、鈴木さんがサックスを吹いているグラビアですね(笑)。

 

鈴木 はい(笑)。内容ももちろんお気に入りなんですが、私が現場で自分から意見を提案できるようになったのは、このグラビアが始まりだったんですよね。

 

金髪 というと?

 

鈴木 本来は、与えられた課題をこなしていくのが好きなタイプだったんですけど、あるとき週プレの担当編集の方が「ふみにゃん、何かやってみたいことないの?」と、私に意見を聞いてくださったんです。そのとき「そっか。私も意見を言っていいんだ!」と初めて気がついて、「実は私、サックスが得意なんですよね」って。

 

とり 逆に、それまで意見を提案されるタイプじゃなかったのが意外です。今日のインタビュー衣装だって「谷間が見える服のほうが良いですか?」って、わざわざ2パターン持ってきてくださったじゃないですか!

 

鈴木 アハハ。そうでしたね(笑)。YouTubeなど露出の規制のあるものなら見えてない方がいいのかも?って。

 

金髪 スタイリストさんがいるならともかく、なかなかそこまで用意周到なタレントさんもいないですよね。さすがです!

 

鈴木 ウフフ。そう言ってもらえて嬉しいです。ただ、グラビアの現場って、プロフェッショナルの集まりなんですよ。最初のうちは、プロの方が決めてくださった衣装やメイクに私が意見を言うなんて恐れ多すぎる気がして、与えられたモノをいかに見せるかばかり考えていましたね。

 

とり 裏を返せば、提案ができる人になれたからこそ14年もグラビアの第一線にいられているのかも?

 

鈴木 そうかもしれませんね。本当に、週プレの担当編集さんと出会っていなかったら、ここまで積極的な人間にはなれていなかったと思います。「次はこんなグラビアをやってみようよ」って、柔軟なアイデアでいつも楽しい現場を作ってくださるから、私も「編集さんが言うんだったら、新しい見せ方に挑戦してみようかな」って自分の殻を破ってみたくなるんです。10年以上お世話になっていますけど、今後も目新しいグラビアを一緒に作っていきたいですね!

 

「笑って、悶えて、汗かいて……。最高の現場だったなぁ。」

 

とり 今回、週プレ公式YouTubeチャンネルで公開中の女子グラでもコラボさせていただきましたが、そこで紹介させていただいたデジタル写真集『WPB 鈴木ふみ奈デジタル写真集~特装合本版~』には収録されていない最新作に、森咲智美さんとのコラボグラビア『ぷるるん爆乳FIGHT』がありますね。

 

鈴木 そうなんですよ! 動画のほうではちゃんと紹介できなかったですけど、森咲ちゃんと一緒に「グラビア×格闘技」をテーマに撮影した面白いデジタル写真集になっているので、コチラも是非見てもらいたいなぁ。

 

  

鈴木ふみ奈&森咲智美『ぷるるん爆乳FIGHT』(撮影/LUCKMAN)

 

とり スゴく楽しそうですけど、森咲さんとは仲が良いんでしたっけ?

 

鈴木 初めてお会いしたのは、もうずいぶん前になるんですけど、意外とお仕事でご一緒する機会は少なくて。何回か食事に行ったことはあるものの、めちゃくちゃ親しい関係性でもなかったんですよね。でも、今回の撮影でかなり距離が縮まりました! もう既に、会う約束がいくつかあるくらいで(笑)。

 

とり スゴ! 急激に距離が縮まってますね。

 

金髪 まぁ、仲が良くないと、こんなグラビアは撮れないですよね。思いっきり相手の胸に足を置いていたり、距離が近かったり、お互い遠慮がない感じが見ていて気持ちかったです(笑)。

 

鈴木 私が絞め技を極められているシーンがあったんですけど、森咲ちゃんに「もっと本気で!」なんてお願いをして(笑)。

 

金髪 そこまで忠実に頑張らなくても!

 

鈴木 そうなんですけど、やっぱり絞められているフリだけだと、表情も嘘っぽくなっちゃうんですよね。読者の方に作品の世界観を存分に楽しんでもらうには、可能な範囲でリアルを追求しないと。笑って、悶えて、汗かいて……。最高の現場だったなぁ。あ、ちゃんとしっとりセクシーなカットも収録されているので、ご安心を!

 

 

鈴木ふみ奈&森咲智美『ぷるるん爆乳FIGHT』(撮影/LUCKMAN)

 

とり これまで本当にいろんなグラビアをされてきたと思いますが、次にやってみたいテーマやシチュエーションはありますか?

 

鈴木 雪山でグラビア、やってみたいですね。意外とまだ経験がなくて。

 

金髪 ヘェ~! バリバリやっていそうなのに!

 

鈴木 10年くらい前に、週プレさんの企画ページで駅伝グラビアに出させてもらったことがあって。5人のグラドルが週プレ編集部さんのある神保町に集まって、順番にタスキを繋いで原宿まで行ったんですけど、私は朝7時半の秋葉原を走ったんです。そのとき、雪がちらちら降ってきて。寒いし、雪が肌に触れる度に冷たいしで、大変だったんですよね(笑)。 

 

2012年1月23日号『週刊プレイボーイNo.3&4』(撮影/田中亘)より

 

とり す、スゴい企画(笑)!

 

鈴木 とはいえガッツリ雪をバックに撮影したことはないので、憧れです。週プレさんの撮影だったら、どんなに寒くても頑張りますよ! あとは、デジタル写真集『搾りたくなるなる』で牛と共演させていただいたので、また別の動物ともコラボしてみたいですね。女性目線では、どんな動物が良いと思います?

 

 

デジタル写真集『WPB 鈴木ふみ奈デジタル写真集~特装合本版~』より『搾りたくなるなる』(撮影/唐木貴央)

 

とり 女性目線かは分からないですけど……、ぞ、ゾウとか? やっぱり、デカい動物がいいですよね。

 

鈴木 なるほど!

 

金髪 あとー、ヘビとか?

 

鈴木 あぁ、ヘビかぁ……。うん、良いですね。苦手だけど(笑)。巳(ヘビ)年は再来年ですね。干支グラビアの企画、お待ちしています!

 

とり 苦手なのに、良いんですか? って、何だか企画がある前提で話していますけど(笑)。

 

鈴木 苦手くらいがちょうど良いんですよ。先ほどお話しした週プレの担当編集の方に言われたんです。「楽しい、悲しい、苦しい、辛い……。何でも良いけど、何かしらの感情が乗ったほうが写真は面白くなるよ」って。おっしゃる通りだと思うんですよね。苦手なヘビと絡んで、最初は嫌そうな顔をしていても、徐々に愛情が芽生えて、優しい顔になっているかもしれないし。やるからには、常に本気ですよ!


■鈴木ふみ奈(Fumina SUZUKI)

1990年7月5日生まれ 埼玉県出身

身長167㎝ B96 W60 H93

○日本大学藝術学部音楽学科卒業。「ミス・ワールド2018」審査員特別賞。LINE NEWS VISONで配信中の『美研家』に出演中! 出演映画『レンタル×ファミリー』が6月10日(土)に公開予定。6月16日放送のドラマ『クールドジ男子』(テレビ東京系 24:52~)第10話に出演。 

公式Twitter【@suzukifumina】

公式Instagram【@suzukifumina】


  

WPB 鈴木ふみ奈デジタル写真集~特装合本版~

鈴木ふみ奈

撮影:矢西誠二、樂滿直城、唐木貴央、前康輔

価格:¥5,830(税込)

2015年に発売されたデジタル写真集『海辺、揺れる、こぼれる。』から、2022年、トレードマークだったロングヘアをバッサリ切って挑戦した『頰をなでる』まで、鈴木さんの長い活動の一部がたっぷり見られる特装合本版です。時の流れを感じるものの、鈴木さんの、グラビアに対する真剣なお気持ちはずーっとお変わりないような……? レジェンドっぷりを感じてください!


  

【デジタル限定】森咲智美&鈴木ふみ奈写真集「ぷるるん爆乳FIGHT」

鈴木ふみ奈 森咲智美

撮影:LUCKMAN

価格:¥1100(税込)

エロすぎるグラビアアイドル・森咲智美さんと鈴木さんがガチファイティング!? リングの上で繰り広げられるセクシーな攻防に、胸がアツくなっちゃうグラビアです。オトナの色気たっぷりのお二人。もちろん、ムードな絡みショットも収録しています。レジェンドだからこそできる、本気のコラボをお楽しみください〜!


金髪りさ

1992年生まれ、兵庫県出身。

元週プレ酒場店員で200人を超えるグラドルを担当した。

趣味/ホラー映画鑑賞

Twitterアカウント【@sutekiend】


とり

1997年生まれ、兵庫県出身。

妄想を得意とするグラビアライター。

趣味/散歩、レコード収集

Twitterアカウント【@seikatsu_tori】

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