『グラビア美女画報～女子のためのグラビア講座』第23回 かわいすぎる2.2次元コスプレイヤー・あかせあかりは、妄想力を刺激する“理想のヒロイン

グラビアライター・とりとグラジャパ！スタッフ・金髪りさによるグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女やデジタル写真集を女子目線で語るコラム。第23回は、あかせあかりさんをピックアップ！　かわいすぎる2.2次元コスプレイヤー・あかせあかりは、妄想力を刺激する“理想のヒロイン”

グラビアを通じて見つけた“親近感”

金髪　最近気がついたんですけど、私、ジャージフェチなのかもしれない（笑）。前に、本コラムの羽柴なつみさんの回で「ジャージ姿がいい」って話をしましたけど、あかせあかりさんのジャージ姿も最高で。

デジタル写真集『かわいすぎるコスプレイヤー、JK卒業！』（撮影／矢西誠二）より

とり　デジタル写真集『かわいすぎるコスプレイヤー、JK卒業！』に収録されているジャージ姿ですね。確かにかわいいですけど、ジャージがピンク色でどこかアニメっぽい雰囲気のような（笑）。

金髪　まぁ、そうだよね（笑）。あかせさんも目がくりくりしててフィギュアみたいだし。このカットを見たとき、「こんなにかわいいコがクラスメイトにいるわけがない」って思っちゃいました。愛知県の田舎出身らしいけど、のどかな地域にこんなコがいたら目立ってしょうがないよね。

とり　まだ活動歴は短いのに、オーラがありますよね。TikTokでバズって、グラビアデビューして、「グラジャパ！アワード2020」では最優秀新人賞を受賞して……。一気に人気グラビアアイドルの仲間入りをした印象があるのに、浮かれ知らずというか。常にドッシリと構えている感じが、オーラの源なのかな？

金髪　それはあるかもしれないね。「デジタル写真集 本人が語ってみた」の収録でお会いしたときも、静かで大人しい印象でしたよ。無茶振りにも動じることなく冷静に対応していたし。ほかのコだったら大体テンパっちゃうのに（笑）。20歳の落ち着きには見えなかったなぁ。

とり　さすが！凄いですねぇ。

デジタル写真集『蝉と初恋。』（撮影／根本好伸）より

金髪　その冷静さはグラビアにも活きているとおもいます。『かわいすぎる〜』もいいグラビアだけど、初グラビアだし、当然ながら少し緊張が見えるんですよね。でも、次作の『蝉と初恋。』では、素で笑っている表情がよりたくさん写っていて、肩の力も抜けていて。この間およそ2ヶ月ですよ？初グラビアで学んだことを、この短期間でモノにしたと思うと凄いことですよね。

とり　そっかぁ。これ、2ヵ月しか期間があいていないんですね。

金髪　そうなんですよ。あかせさんはずっとコスプレ活動をしていたから、撮影には慣れていると思うけど、コスプレとグラビアの撮影って全然違うじゃないですか。グラビアは、そのコ自身の動きや表情を捉えるものだから。最初は、撮影スタイルの違いに戸惑いもあったはず。それでも冷静に、どうすればいいグラビアになるかを俯瞰して見ていたから、柔らかい表情もすぐに出せるようになったんじゃないかなぁ。

とり　それって、やろうと思ってできることじゃないですよね。人生何周目なんだろう？絶対、一周目じゃない気がする（笑）。

金髪　それと『蝉と初恋。』は、生活感溢れる散らかり具合の古民家で撮られているのがいいんですよね。あかせさんは、まるで最新アバターで作られたんじゃないかと思うほど均整のとれたルックスと、自分で衣装を作っているコスプレのクオリティが高いことから、”2.2次元コスプレイヤー”とも呼ばれていますけど、そんなコが『蝉と初恋。』のような古びた空間にいるだけで「本当にこの世に存在しているんだな」って思えたので（笑）。

とり　分かります。『かわいすぎる〜』だけだと、まだちょっと非現実的な印象だったかも。よくできたCGとも思いかねない気がします（笑）。

金髪　そうそう。かわいすぎるし、若いのに落ち着きがあるし。コスプレ活動だけだったら「あかせあかりは作られた存在だ」って思ってしまっていたかもしれない（笑）。グラビアに挑戦してくれたおかげで、あかせさんの身近さを感じられたのはよかったなぁ。

不登校の高校生との妄想ストーリー

とり　あかせさんのグラビアを見て、また勝手な妄想を繰り広げてしまったので、聞いてもらってもいいですか？

金髪　はい（笑）。

とり　まず私が思うに、あかせさんって、夢のなかに登場する理想のヒロイン像なんですよね。例えば、不登校になってしまった高校生がいるとして、その人が学校に行くことができた最後の日に、偶然見かけた女のコがあかせさんだとします。学校のことは思い出したくないのに、あかせさんのことだけは毎日のように思い出してしまって。実在のあかせさんは、不登校になってしまった自分の存在なんて一ミリも知らないだろうに、夢のなかでの距離はグングン近くなっていて、自分のなかでは、そばで支えてくれるよき理解者になっているんですよ。

金髪　その設定から妄想が展開されるんですね（笑）。でも、理想のヒロイン像っていうのは同感です。「こんなにかわいいコがこの世界にいるはずがない！」と思ってしまうからこそ、夢に描いてしまう感じですよね。

とり　はい。で、特に3作目の『タイムリープ～あの夏をもう一度～』を見ていただきたいんですけど。

金髪　『タイムリープ～』面白いですよね。「僕は××年前の今日にやり残したことがある。あれからずっと後悔している・・・。だから、頼む！今日だけはあの日に飛びたい。タイムリープ!!」っていう説明文に思わず笑っちゃいました（笑）。でも、この”やり残したこと”って結局果たせたのかな？そこだけがわからなかったんだけど、とりさんはどう？

とり　私の妄想だと、実世界に生きているあかせさんを何も知らないことが”やり残したこと”なんですよね。学生時代、結局あかせさんと接することはなかったし、不登校になる直前にひと目見ただけの存在だから、声も、性格も、趣味も、何も知らないまま。ずっと夢のなかで支えてくれていたのに、何の恩返しもできていないっていう。

金髪　なるほど。あかせさんの存在に救われていたんだとしたら、ちょっと心残りがありますね。

デジタル写真集『タイムリープ～あの夏をもう一度～』（撮影／細野晋司）より

とり　そのあかせさんへの思いが叶ったのか、あの頃にタイムリープすることができ、見た景色がこの『タイムリープ～』なんです。「思っていた通り、あかせさんは優しくてピュアなコだった」。あかせさんの日常を覗いて、笑顔が見られて、その事実を知れただけで”やり残したこと”は無事に果たせたと言えると思うんですよね。

金髪　とりさんの妄想をまとめると、不登校になる直前に見かけたあかせさんの姿が『かわいすぎる〜』で、『タイムリープ〜』と繋がっているってこと？

とり　そうですね。ただ、『蝉と初恋』に出てくるあかせさんも、その2作と同じあかせさんだと思っています。不登校の人が全く介入していないアナザーストーリー的な感じで。

金髪　妄想、広がるなぁ（笑）。

デジタル写真集『蝉と初恋。』（撮影／根本好伸）より

とり　あと少しだけお付き合いください（笑）。『蝉と初恋』を見て思ったのは、多分、あかせさんも学校が好きじゃなかったんですよ。学校が舞台となった『かわいすぎる〜』は表情に距離があるように見えるのに、古民家で撮られた『蝉と初恋。』は本当に楽しそうに笑っているから、学校から離れてのびのび過ごす夏休みを描いているグラビアなのかなって。

金髪　なるほどね。

とり　だから、学生時代に接触することはなかったものの、不登校になった人とあかせさんは、実はすごく似ていたんじゃないかっていうのが私の妄想のオチです（笑）。あかせさんって、ちょっぴり寂しそうなんだけど、寂しさを知っているからこそ、他人の寂しさにも寄り添ってあげられる優しさを持っている人なんじゃないかなぁ。って、全部、私の勝手な妄想ですからね！あかせさん、すみません……（汗）。

金髪　とりさん的には、妄想広がる楽しいグラビアだったってことですよね。そういう自由な見方、アリだと思いますよ（笑）。それにあかせさんは、最近女優デビューもしたし、グラビアでこれだけ妄想が広がるっていうのは、女優としての素質があるってことかもしれないですね！

とり　ですね。次のグラビアではどんな妄想が広がるのかなぁ。楽しみだなぁ（笑）。

＊次回は、10月16日（土）配信予定です

（構成／とり）

【デジタル限定】あかせあかり写真集「かわいすぎるコスプレイヤー、JK卒業！」撮影／矢西誠二　価格／1320円（税込）

くりくりの目にぽてっとした唇。あかせさんの、まるでフィギュアのようなかわいさを楽しめるデジタル写真集です！ほぼすっぴんに近いカットが抜群に可愛くてビックリしちゃいます。教室での制服姿も、プールでの水着姿も、全部がアニメのワンシーンみたい。初水着グラビアの初々しい表情も見どころです！

【デジタル限定】あかせあかり写真集「蝉と初恋。」撮影／根本好伸　価格／1320円（税込）

遠くから蝉の鳴き声が聞こえてきそうな、ムンムンとした夏の古民家。のんびりできる時間がたっぷりとある夏休み、あかせさんとこんな風にゴロゴロして、こんな風に大笑いして過ごせたら……。無限に広がる妄想に、夏が恋しくなります。気づいたときにはもう、あかせさんに恋しちゃっているはずです。

【デジタル限定】あかせあかり写真集「タイムリープ～あの夏をもう一度～」撮影／細野晋司　価格／880円（税込）

「もしも、青春時代に戻れたら」。誰もが一度は夢に見るそんな妄想を叶えてくれるデジタル写真集です！思いを告げられないまま、離れ離れになってしまったあのコ。妄想のなかで勝手に付き合っていたあのコ。あの頃の拙い恋を思い出しながら楽しんでみてください。ところどころに散りばめられた”昭和クサさ”もポイントです（笑）。