『グラビア美女画報～女子のためのグラビア講座』第27回 カッコいい系もかわいい系も自然体。女優・志田友美は、抜け感グラビアの代表格

グラビアライター・とりとグラジャパ！スタッフ・金髪りさによるグラビア好き女子ふたりが、気になるグラビア美女やデジタル写真集を女子目線で語るコラム。第27回は、志田友美さんをピックアップ！　カッコいい系もかわいい系も自然体。女優・志田友美は、抜け感グラビアの代表格

学校イチのヤンキーを支える美少女？

とり　先日発売された『週刊プレイボーイ39・40合併号』（2021年10月25日発売号）は、仮面ライダー生誕50周年を記念した「仮面ライダー大特集号」でした。特に『仮面ライダー鎧武／ガイム』に出演していた志田友美さんのグラビア（デジタル写真集『Rider’s High』にアザーカットが収録）がカッコいいなって思ったんですけど、金髪さんはいかがでした？

金髪　私もステキだなって思っていました。仮面ライダー号とはいえ、ガチでバイクを出しちゃうんだって（笑）。斬新なグラビアでしたよね。

デジタル写真集『Rider's High』（撮影：蓮井元彦）より

とり　ですよね。特に、ライダーさんが着ているようなジャケットに水着を合わせているのが最高でした。ヘルメットを持って、グローブまでつけて。

デジタル写真集『Rider's High』（撮影：蓮井元彦）より

金髪　そうそう。それがいいんですよね。あと、このつなぎもよくないですか？　ちょっとオーバーサイズな衣装のときって、ぶかぶかしているのをかわいく見せることが多いけど、この志田さんはカッコよく見せているじゃないですか。そこが志田さんらしいというか。

とり　”女特攻隊長”って感じですよね（笑）。

金髪　漫画『東京卍リベンジャーズ』にドラケンってキャラクターが出てくるんですけど、志田さんって、ああいう喧嘩が強くて、仲間思いで、硬派なヤンキーと付き合っていそうな美少女なんですよね。女のコとあまりつるまないけど、好きになったら一途に愛してくれそうな。分かります？

とり　分かります！　私、一度志田さんにインタビューしたことがあって。こちらの質問に対して一生懸命答えを考えてくれるコもいるなかで、志田さんは、ないことは「ないです」ってキッパリと言ってくれたのが印象的だったんですよね。そのハキハキとした物言いは、相手が誰であろうと物怖じしなさそうだったし、かといってキツイ性格ってわけでもない。ベースはものすごく明るい方で、どんな人でも受け止めてくれそうな包容力も感じました。実際、ヤンキーと付き合っている女のコって、そんなイメージですよね？

金髪　そうですね。ヤンチャな行動に対しても、ちゃんと、いけないことはいけないって言ってくれそうな。

とり　最近のグラビアって、どちらかと言うと清楚系で親近感のあるコが多いじゃないですか。それもあって、個人的には男っ気がないコの方が人気なのかと思っていたんですが、聞くところによると、“学校イチのヤンキーと付き合っていそうな女のコ”が好きな男性も多いみたいですよ。前者の場合「頑張ったら付き合えそう」という共感の視点になるんだろうけど、後者のグラビアを見るときって、一体どういう視点なんだろうなぁ？

金髪　多分、ヤンキーに対する憧れの視点が大きいんじゃないかな。喧嘩が強くて、仲間からの人望も厚いオトコに憧れているからこそ、学校イチのヤンキーの隣にいそうな、志田さんみたいな女のコと付き合ってみたいと思うというか。完全に妄想ですけど、志田さんと付き合うには、収入や顔の良さ以上に喧嘩が強くないとダメそうじゃないですか。付き合ってからも、ちゃんと彼女思いで守り抜いてくれそうな気概がないといけない。ものすごくレベルの高い要求ではあるものの、きっとそれは、男性が憧れる理想のオトコ像なんだと思うよ。

とり　なるほど。実際「付き合えそう」と思ったところで、グラドルのコと付き合える可能性は限りなく低い。だったら、例え妄想でも憧れのオトコ像に自分を置き換えて、その視点で”学校イチのヤンキーと付き合っていそうな女のコ”のグラビアを楽しみたいってことですね。

金髪　多分ね。青春時代にヤンキー作品に憧れてきた人たちからしたら、志田さんは理想の女のコなんだろうなぁ。

息子に志田さんのグラビアを勧めたい!?

とり　志田さんは、アイドルグループ「夢みるアドレセンス」の元メンバーであり、ファッション誌「Popteen」の元専属モデルでもあります。さらに今年は事務所から独立し、フリーで活動をはじめました。芸能活動歴13年。週プレ グラジャパ！には、まだ高校生だった頃のデジタル写真集も残っています。

金髪　星名美津紀さんと一緒に撮影されたデジタル写真集『制服を脱ぎ去る日』とか、今見るとすごく幼く見えますよね。最近のグラビアはクールでカッコいいのが多い印象だけど、この頃はただただかわいい（笑）。

デジタル写真集『危険すぎる女』（撮影：蓮井元彦）より

とり　志田さんのデジタル写真集のなかだと、私は『危険すぎる女』が好きです。昨年のハロウィン号で披露していたサバゲーグラビア。志田さんの活発な性格と相性バッチリなコスプレでしたよね。

金髪　このときは、まだコロナの影響で撮影が制限されていたこともあって、全編同じ衣装を着ているんですよね。髪をくくったり、泥をつけたりして変化をつけてはいるものの、ほとんど似たようなロケーションだし、ひとつの衣装でここまで魅せられるのもすごいよね。

とり　いろんな衣装を着ていてこその見応えもありますもんね。でもこのデジタル写真集は、大きな絵の変化がないにもかかわらず、全く飽きを感じませんでした。むしろページをめくるにつれて、「暑くなって髪をくくったのかな？」とか「ほふく前進して顔や手足に泥がついちゃったのかな？」とか、サバゲーならではのリアルな時間経過を楽しめたんですよね。

金髪　志田さんの表情の作り方もそれっぽいですしね。確かに、そういうリアルさは衣装の変化がないからこその見せ方ですよね。

とり　ちなみに金髪さんが好きなデジタル写真集はどれですか？

デジタル写真集『YUUMI？』（撮影：三瓶廉友）より

金髪　私は『YUUMI？』が好きかな。カッコいい系の『Rider’s High』も『危険すぎる女』も好きですけど、『YUUMI？』は甘めで柔らかい雰囲気のグラビア。確か、週プレ公式YouTubeチャンネルで公開中の「女子のためのグラビア講座」抜け感編でとりさんがあげていた作品でもありますよね。

とり　動画では『WPB 志田友美デジタル写真集～特装合本版～』のうちの一枚としてあげさせてもらいました。”抜け感”って結構曖昧なテーマですけど、私が志田さんを”抜け感グラビア”にあげた理由は、カッコいい感じもおしゃれな感じもナチュラルにキメているから。ポージングが全部自然体なんですよね。

金髪　私は一言で言うと、この志田さんを見たとき「健全だな」って思ったんですよ。もし自分に高校生の息子がいたとしたら、志田さんのグラビアを勧めたいなって。

とり　え、どういうことですか!?

金髪　もし自分の息子が「志田さんみたいな女のコが好きだ」って言ったとしたら、いいコに育ったなって思える気がするんです（笑）。逆に清純な感じのコが好きだって言い出したら、「騙されていない？　大丈夫？」って思っちゃうし、それが控えめな性格のコだったら、息子が何をしても無条件に受け止めようとしてくれそうじゃないですか。ダメなことはダメだってちゃんと言ってくれる彼女の方が親としては安心じゃない？それから、もし高校生の段階で一定のフェチズムを極めすぎているコに興味があるとか言い出したら「私の血が行き過ぎてしまったかな？」って心配になっちゃうし……。

とり　もしかして金髪さん、既に高校生の息子さんがいらっしゃる？

金髪　いないです（キッパリ）！

とり　で、ですよね！　私には全くない発想だったので、「もしかして？」と思ってしまいました（笑）。

金髪　ここで「実は」とか言ったらヤバイでしょ。

とり　ヤバイですね（笑）。

金髪　まぁ、最初の話と重なることだけど、物怖じせずに、自分が正しいと思った意見を発してくれそうなナチュラルさが好きだってことです（笑）。とりさんが言う”抜け感”も、そういうことですよね？

とり　そうですね。志田さんのグラビアを見ていると、カッコいい系もかわいい系も、いい具合に力が抜けていて、とてもナチュラルな印象がありますから。ポージングをとってはいるものの、力みすぎていない。ただそこにいるだけで、いいグラビアになっちゃうオーラがあるんですよねぇ。

金髪　ありのままで自分を魅せるのがうまいですよね。それは、志田さんの性格もあるだろうけど、グラビア以外にも、モデル、女優、アイドルと幅広く活動してきたからこその実力かもしれないね。

とり　どんな作品も、自然体な形でモノにしてしまう志田さんの被写体力。やっぱり志田さんは、”抜け感グラビア”の代表格的存在なのかもしれないなぁ。

＊次回は、11月13日（土）配信予定です

（構成／とり）

【デジタル限定】志田友美写真集「YUUMI？」撮影：三瓶廉友　価格：1650円（税込）

無邪気な笑顔を見せたり、色っぽい表情を見せたり。大人っぽいランジェリーを身に纏ったいろんな志田さんに出会えるデジタル写真集です。真っ白な部屋に漂う甘い空気。見ているだけで、自然と力が抜けるのは何故なんだろう……。志田さんのナチュラルさ、”抜け感”をより実感してもらえる一冊でもあります。

【デジタル限定】志田友美写真集「危険すぎる女」撮影：蓮井元彦　価格：880円（税込）

2020年のハロウィン号で披露したコスプレグラビア。テーマはサバゲー。露出度高めのミリタリー衣装で鉄砲を構えて、汗をかき、泥に塗れながら前進していく構成となっております。ひとつの衣装でここまで見応えのある作品にできる志田さんの表現力にも脱帽！　一緒にサバゲーを体験している気分になれますよ♪

【デジタル限定】志田友美写真集「Rider's High」撮影：蓮井元彦　価格：880円（税込）

グラビアにしては珍しい(!?)ガチのバイクが登場するライダーグラビアです！　ライダースジャケットやつなぎなど、バイク乗りにはおなじみの衣装をグラビアチックにセクシーに、かつカッコよく着こなしちゃってます。しかも、このカッコよさに志田さんらしさが滲み出ていて、めちゃくちゃ様になっているんですよ〜！　とりも金髪もイチオシのデジタル写真集です。